プレスリリース
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空間と作品
公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館(館長 石橋 寬)は、「空間と作品」展を開催します。美術館の展示室に整然とならぶ、誰もが鑑賞できる美術品は、邸宅の建具として作られたり、プライベートな部屋を飾るためにえがかれたりと、所有者との関係により生み出されてきました。本展では、モネ、セザンヌ、藤田嗣治、岸田劉生、琳派による作品や抽象絵画まで、古今東西、様々な分野の作品からなる石橋財団コレクション約130点を紹介し、美術品がどのような状況で生まれ、どのように扱われ、受け継いでこられたのか、その時々の場を想像・体験しつつ、空間と作品の関係に迫ります。
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展覧会概要
美術館の展示室に整然とならぶ美術品、それらは、今日誰もが鑑賞することのできる公共的なものとなっています。ですが、その美術品が生まれた時のことを振り返ると、それは邸宅の建具として作られたり、プライベートな部屋を飾るためにえがかれたりと、それを所有する人との関係によって生み出されたものであることが分かります。また、時を経る間に、何人もの手を渡り、受け継がれてきたものもあります。この展覧会では、モネ、セザンヌ、藤田嗣治、岸田劉生、琳派による作品や抽象絵画まで、古今東西、様々な分野の作品からなる石橋財団コレクション約130点によって、美術品がどのような状況で生まれ、どのように扱われ、受け継いでこられたのか、その時々の場を想像し体感してみます。
見どころ
1.空間演出
本展のテーマは、美術品が在ったその時々の場を想像し、体感してみることです。来場者が自身でイメージを膨らませることができるよう、展示空間を演出します。江戸時代の人たちはこのように襖絵を見ていたのでは、という照明を照明家の豊久将三氏に、自分だったらこんな美術品に囲まれてリビングでくつろぎたい、という夢想空間をインテリアスタイリストの石井佳苗氏の協力もえて、設けてみます。
2.3タイプの鑑賞方法
今回の展示では、当館の前身であるブリヂストン美術館時代から築き上げてきた貴重な学芸資料を見ることができます。QRコードをご自身のスマホで読み込み、資料にアクセスいただきます。会場限定でのご紹介です。また、会場では作品のひと言解説を付す他、ご自身のスマホに当館のオリジナルアプリをダウンロードいただくことで無料の音声ガイドもお楽しみいただけます。
3.様々な初公開作品
本展は3フロアすべてをコレクションで埋め尽くす、バラエティ豊かな作品展示となります。収蔵作品はもちろんのこと、アーティゾン美術館で初公開となる作品もお披露目します。ミニマリズムの画家として知られるロバート・ライマンの大型作品や、イタリアのデザイン界を代表するエットレ・ソットサスの家具に、豊臣秀吉の書翰(しょかん)など、おなじみの名品だけではない石橋財団コレクションの一面もご覧いただきます。
出品作家 *五十音順
青木繁、アンリ・マティス、エットレ・ソットサス、エドゥアール・マネ、円空、岸田劉生、草間彌生、クロード・モネ、黒田清輝、コンスタンティン・ブランクーシ、佐伯祐三、ザオ・ウーキー、酒井抱一、ジャクソン・ポロック、鈴木其一、豊臣秀吉、パウル・クレー、パブロ・ピカソ、ピート・モンドリアン、ピエール=オーギュスト・ルノワール、ピエール・ボナール、藤田嗣治、フランソワ・ポンポン、ポール・セザンヌ、円山応挙、ロバート・ライマン、他
開催概要
会期 |
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会場 | アーティゾン美術館 |
住所 | 104-0031 東京都中央区京橋1-7-2 Google Map |
時間 |
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観覧料 |
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主催 | 公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館 |
担当学芸員 | 平間理香、伊藤絵里子 |
関連プログラム
土曜講座「空間と作品」
第一回 7月27日(土) 光とアート 豊久将三(照明家)
第二回 8月17日(土) 暮らしとアート 石井佳苗(インテリアスタイリスト)
第三回 9月7日(土) 空間と作品 平間理香(アーティゾン美術館学芸員)
第四回 10月5日(土) 音楽とアート 都 一中(一中節宗家十二世)
時間:14:00 ー 15:30(13:30 開場)
会場;アーティゾン美術館 3階レクチャールーム
定員:80人(事前予約制・先着順)*定員に達し次第、受付終了
*各講座の詳細は当館ウェブサイトにてお知らせします。
https://www.artizon.museum/program
広報用画像一覧
- 《鳥獣戯画断簡》平安時代 12世紀 石橋財団アーティゾン美術館
- アンリ・マティス《画室の裸婦》1899年 石橋財団アーティゾン美術館
- 中国 龍泉窯《青磁鉄斑文瓶(飛青磁花瓶)》 元時代 14世紀 重要文化財 石橋財団アーティゾン美術館
- 円空《仏像》江戸時代 17世紀 石橋財団アーティゾン美術館
- 酒井抱一・鈴木其一《夏図(十二ヶ月図の内)》江戸時代 19世紀 石橋財団アー ティゾン美術館
- クロード・モネ《黄昏、ヴェネツィア》1908年頃 石橋財団 アーティゾン美術館
- 岸田劉生《麗子像》1922年 石橋財団 アーティゾン美術館
- 「空間と作品」展 チラシ
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