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アーティゾン美術館 2024年 展覧会スケジュール
公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館(館長 石橋 寬)は、2024年に開催する展覧会スケジュールを決定しましたので、ご案内します。
この展覧会の
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2024年 展覧会スケジュール
マリー・ローランサン ―時代をうつす眼
Marie Laurencin: An Eye for Her Time
会期:2023年12月9日[土] - 2024年3月3日[日]
(左)マリー・ローランサン《二人の少女》1923年、(右)マリー・ローランサン《プリンセス達》1928年、大阪中之島美術館
マリー・ローランサン(1883-1956)は、20世紀前半に活躍した女性画家です。ローランサンは、パリのアカデミー・アンベールで学び、キュビスムの画家として活動をはじめました。1914年にドイツ人男爵と結婚、ドイツ国籍となったため、第一次世界大戦がはじまるとフランス国外への亡命を余儀なくされました。1920年に離婚を決意して、パリに戻ってくると、1921年の個展で成功を収めます。第二次世界大戦勃発後もほとんどパリに暮らし、1956年に72歳で亡くなるまで制作をつづけました。本展ではローランサンの画業を複数のテーマから紹介し、関連する他の画家たちの作品と比較しつつ、彼女の作品の魅力をご紹介します。
会 場:アーティゾン美術館 6階展示室
開館時間:10:00ー18:00(2月23日を除く金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月28日ー1月3日、1月9日、2月13日
主 催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
後 援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット1,800円、窓口販売チケット2,000円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。
ブランクーシ 本質を
Brancusi: Carving the Essence
会期:2024年3月30日[土] - 7月7日[日]
(左)コンスタンティン・ブランクーシ 《接吻》 1907-10年、(右)コンスタンティン・ブランクーシ 《ポガニー嬢 II》 1925年(2006年鋳造)
ルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957)は、純粋なフォルムの探究を通じて、ロダン以後の20世紀彫刻の領野を切り拓いた存在として知られます。本展は、彫刻作品を中核に、フレスコ、テンペラなどの絵画作品やドローイング、写真作品などが織りなす、ブランクーシの創作活動の全体を美術館で紹介する、日本で初めての機会となります。パリのブランクーシ・エステートおよび国内外の美術館等より借用の彫刻作品約20点に、絵画作品、写真作品を加えた、計約90点で構成されます。
会 場:アーティゾン美術館 6階展示室
開館時間:10:00ー18:00(5月3日を除く金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(4月29日、5月6日は開館)、4月30日、5月7日
主 催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館、朝日新聞社
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット1,800円、窓口販売チケット2,000円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。
空間と作品
Place and Piece: Where was this work displayed, who loved it, and why is it here now?
会期:2024年7月27日[土] - 10月14日[月・祝]
円山応挙 《竹に狗子波に鴨図襖》 江戸時代 18世紀
美術館の展示室に整然とならぶ美術品、それらは、今日誰もが観賞することのできる公共的なものとなっています。ですが、その美術品が生まれた時のことを振り返ると、それは邸宅の建具として作られたり、プライベートな部屋を飾るためにえがかれたりと、それを所有する人との関係によって生み出されたものであることが分かります。また、時を経る間に、何人もの手を渡り、受け継がれてきたものもあります。この展覧会では、モネ、ピカソ、藤島武二、岸田劉生、琳派による作品や抽象絵画まで、古今東西、様々な分野の作品からなる石橋財団コレクションによって、美術品がどのような状況で生まれ、どのように扱われ、受け継いでこられたのか、その時々の場を想像し体感してみます。
会 場:アーティゾン美術館 6・5・4 階展示室
開館時間:10:00ー18:00(毎週金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(8月12日、9月16日、9月23日、10月14日は開館)、8月13日、9月17日、9月24日
主 催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット1,200円、窓口販売チケット1,500円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子 ―ピュシスについて
Jam Session: The Ishibashi Foundation Collection × Mohri Yuko ―On Physis
会期:2024年11月2日[土] - 2025年2月9日[日]
(左)毛利悠子《Decomposition》2021年〜、「Neue Fruchtige Tanzmusik」展示風景、2022年、Yutaka Kikutake Gallery 写真:kugeyasuhide
(右)毛利悠子《I/O》2011年〜、「第14回光州ビエンナーレ」展示風景、2023年、ホランガシー・アートポリゴン 写真: kugeyasuhide
アーティゾン美術館の開館(2020年)から毎年開催している、石橋財団コレクションとアーティストとの共演、「ジャム・セッション」展。第5回目となる本展は、世界から今注目を浴びているアーティスト、毛利悠子を迎えて開催します。主にインスタレーションや彫刻を通じて、磁力や電流、空気や埃、水や温度といった、ある特定の空間が潜在的に有している流れ/変化に形を与え、立ち会った人々のあらたな知覚の回路を開く毛利。環境を制御しようとするのではなく、その場に漂いながら創造的な関わりを築いていく姿勢が──近年の切迫した地球環境課題に照らして──関心を集めている理由のひとつかもしれません。彼女の都内初大規模展覧会である本展では、毛利の新・旧作品とともに、作家の視点から選ばれた石橋財団コレクションとを並べることで、ここでしか体感できない「微細な音や動きで満たされた静謐でいて有機的な空間」にいざないます。
会 場:アーティゾン美術館 6階展示室ほか
開館時間:10:00ー18:00(毎週金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(11月4日、1月13日は開館)、11月5日、12月28日ー1月3日、1月14日
主 催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット1,200円、窓口販売チケット1,500円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。
*本展は、第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示の帰国展ではありません。
ひとを描く
Looking Human: The Figure Painting
会期:2024年11月2日[土] - 2025年2月9日[日]
(左)ピエール=オーギュスト・ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》1876年、(右)アンドレ・ドラン《ヴァイオリンを弾くヴラマンクの肖像》1905年
古代ローマの大プリニウスの『博物誌』には、コリントの陶器商の娘が旅立つ恋人の姿を残しておくために壁に影をかたどったというギリシア人の説話が書かれています。この物語は、18世紀後半から19世紀初めには、絵画の起源として引き合いに出されました。そして実際、ヨーロッパの美術の歴史を見てみると、「ひとを描く」ことは作品制作の重要な要素のひとつでした。たとえば自画像は、自らの技量を示すことのできる題材であると同時に、さまざまな新しい表現の実験の場でもありました。肖像画は、画家たちにとって重要な生活の糧となっていました。また、物語に登場する人物を描いた作品もあります。この展覧会では人物表現の豊かさをご紹介します。
会 場:アーティゾン美術館 5階展示室
開館時間:10:00ー18:00(毎週金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(11月4日、1月13日は開館)、11月5日、12月28日ー1月3日、1月14日
主 催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット1,200円、窓口販売チケット1,500円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。
石橋財団コレクション選
Selections from the Ishibashi Foundation Collection
石橋財団は、19世紀後半の印象派から20世紀の西洋近代絵画、明治以降の日本の近代絵画、第二次世界大戦後の抽象絵画、日本および東洋の近世美術、ギリシア・ローマの美術など現在約3,000点の作品を収蔵しています。これらコレクションの中から選りすぐりの作品を年間を通じて様々にご紹介します。
特集コーナー展示
Special Section
4階コレクション選のフロアに特集コーナー展示を設けています。今年度は以下の展示を予定しています。
野見山暁治
NOMIYAMA Gyoji
会期:2023年12月9日[土] - 2024年3月3日[日]
野見山暁治《タヒチ》1974 年
野見山暁治(1920-2023)は、長い画業のなかで具象と抽象のあいだを漂う独特の画風を確立しました。特集コーナー展示「野見山暁治」では、石橋財団が所蔵している野見山暁治の作品全7点からその魅力に迫ります。近年新たに収蔵した3点は初公開とな ります。
会 場:アーティゾン美術館 4階展示室 *本展会期中、石橋財団コレクション選は5・4階で開催
開館時間:10:00ー18:00(2月23日を除く金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月28日ー1月3日、1月9日、2月13日
主 催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット1,800円、窓口販売チケット2,000円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。
清水
SHIMIZU Takashi
会期:2024年3月30日[土] - 7月7日[日]
清水多嘉示《丘を望む》1927年
日本近代を代表する彫刻家、清水多嘉示(たかし、1897-1981)は、はじめ画家を志してフランスへ留学しました。そしてパリでブールデルの作品と出会い、彫刻に目覚めます。一方で絵画制作も続け、日本人としてはじめてサロン・ドートンヌに絵画と彫刻が同時入選を果たすなど、成功を収めました。本展では新収蔵の17点を中心に、清水による絵画作品に光を当てます。
会 場:アーティゾン美術館 4階展示室 *本展会期中、石橋財団コレクション選は5・4階で開催
開館時間:10:00ー18:00(5月3日を除く金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(4月29日、5月6日は開館)、4月30日、5月7日
主 催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット1,800円、窓口販売チケット2,000円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。
マティスのアトリエ
Matisse’s Studio
会期:2024年11月2日[土] - 2025年2月9日[日]
アンリ・マティス《踊り子とロカイユ椅子、黒の背景》 1942年
アンリ・マティス(1869-1954)の絵画において、室内は常に重要な要素であり続けましたが、とりわけ1940年代以降、生活と創作とが一体となった空間として重要になるのが、アトリエです。 本展は、《踊り子とロカイユ椅子、黒の背景》(1942年) の収蔵にちなみ、石橋財団のコレクションにより、マティスの創作においてアトリエが果たした役割について、複数の視点から探るものです。
会 場:アーティゾン美術館 4階展示室
開館時間:10:00ー18:00(毎週金曜日は 20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(11月4日、1月13日は開館)、11月5日、12月28日ー1月3日、1月14日
主 催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット 1,200 円、窓口販売チケット 1,500 円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。
*所蔵の記載のない作品は全て石橋財団アーティゾン美術館蔵です。
*記載事項は変更の可能性があります。最新情報はウェブサイトをご確認ください。
*記載事項は変更の可能性があります。最新情報はウェブサイトをご確認ください。
開催概要
会場 | アーティゾン美術館 |
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住所 | 104-0031 東京都中央区京橋1-7-2 Google Map |
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- マリー・ローランサン《プリンセス達》1928年、大阪中之島美術館
- マリー・ローランサン《二人の少女》1923年、石橋財団アーティゾン美術館
- コンスタンティン・ブランクーシ 《接吻》 1907-10年、石橋財団アーティゾン美術館
- コンスタンティン・ブランクーシ 《ポガニー嬢 II》 1925年(2006年鋳造)、石橋財団アーティゾン美術館
- 円山応挙 《竹に狗子波に鴨図襖》 江戸時代 18世紀、石橋財団アーティゾン美術館
- 毛利悠子《Decomposition》2021年〜、「Neue Fruchtige Tanzmusik」展示風景、2022年、Yutaka Kikutake Gallery 写真:kugeyasuhide
- 毛利悠子《I/O》2011年〜、「第14回光州ビエンナーレ」展示風景、2023年、ホランガシー・アートポリゴン 写真: kugeyasuhide
- ピエール=オーギュスト・ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》1876年、石橋財団アーティゾン美術館
- アンドレ・ドラン《ヴァイオリンを弾くヴラマンクの肖像》1905年、石橋財団アーティゾン美術館
- 野見山暁治《タヒチ》1974年、石橋財団アーティゾン美術館
- 清水多嘉示《丘を望む》1927年、石橋財団アーティゾン美術館
- アンリ・マティス《踊り子とロカイユ椅子、黒の背景》 1942年、石橋財団アーティゾン美術館
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