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アーティゾン美術館 2025年 展覧会スケジュール

公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館(館長 石橋 寬)は、2025年に開催する展覧会スケジュールを決定しましたので、ご案内します。

イワニ・スケース《えぐられた大地》2017年、石橋財団アーティゾン美術館【新収蔵作品】Installation View: QUT Art Museum, Looking Glass: Judy Watson and Yhonnie Scarce. Photograph by Cian Sanders Studios. Courtesy the Artist and THIS IS NO FANTASY

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2025年 展覧会スケジュール


ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ
Sophie Taeuber-Arp and Jean Arp
会期:2025年3月1日[土]–6月1日[日]

ゾフィー・トイバー=アルプ 1920年 ジャン・アルプ 1926年頃 ⓒ VG BILD-KUNST, Bonn & JASPAR, Tokyo, 2024 C4762 
(左)ゾフィー・トイバー=アルプ 1920年、(右)ジャン・アルプ 1926年頃 ⓒ VG BILD-KUNST, Bonn & JASPAR, Tokyo, 2024 C4762

テキスタイル・デザイナーとしてキャリアを開始し、緻密な幾何学的形態による構成を、絵画や室内空間へと領域を横断しつつ追求したゾフィー・トイバー=アルプ(1889–1943)と、詩人としての顔をもちながら、偶然的に生まれる形態に基づき、コラージュやレリーフ、彫刻を制作したその夫、ジャン・アルプ(1886–1966)。本展は、この20世紀前半を代表するアーティスト・カップルをめぐり、個々の創作活動を紹介するとともに、両者がそれぞれの制作に及ぼした影響やデュオでの協働制作の試みに目を向け、カップルというパートナーシップの上にいかなる創作の可能性を見出せるか、再考するものです。

会  場:アーティゾン美術館 6階展示室
開館時間:10:00ー18:00(毎週金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(5月5日は開館)、5月7日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット1,800円、窓口販売チケット2,000円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。


硲伊之助展
HAZAMA Inosuke
会期:2025年3月1日[土]–6月1日[日]

硲伊之助《室内》1928年、硲伊之助美術館 硲伊之助《燈火》1941年、硲伊之助美術館
(左)硲伊之助《室内》1928年、硲伊之助美術館、(右)硲伊之助《燈火》1941年、硲伊之助美術館

はざま伊之助(1895–1977)は、フュウザン会や二科会で若い頃より注目された画家でした。一時は文化学院や東京藝術大学で後進の絵画指導にあたり、晩年は色絵磁器の創作に熱意をもって取り組みます。制作活動のかたわら、クールベやゴッホなどの画集の編集や、『ゴッホの手紙』(岩波書店)の翻訳に携わるなど西洋美術の紹介にも尽力した他、師マティスの日本ではじめての回顧展(1951年)実現にむけて作家との交渉に携わる実務家としての一面もあわせもっていました。さらに、裕福な出自をもつ硲が自身の研究のために収集した作品の一部、マティス《コリウール》や、ルソー《イヴリー河岸》は現在石橋財団に収蔵されており、当館にとってゆかりの深い作家の一人でもあります。本展は、油彩画、版画、磁器など約60点の作品と資料、硲が収集した当館の西洋絵画コレクションを展示することにより、硲の多様な側面を紹介することでその魅力について改めて考える機会にいたします。

会  場:アーティゾン美術館 5階展示室
開館時間:10:00ー18:00(毎週金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(5月5日は開館)、5月7日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット1,800円、窓口販売チケット2,000円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。


オーストラリア現代美術 彼女たちのアボリジナル・アート
Echoes Unveiled: Art by First Nations Women from Australia
会期:2025年6月24日[火]–9月21日[日]

マダディンキンアーシー・ジュウォンダ・サリー・ガボリ《祖父の国》2011年、石橋財団アーティゾン美術館 ©︎ Copyright Agency, Sydney & JASPAR, Tokyo, 2024 C4736 イワニ・スケース《えぐられた大地》2017年、石橋財団アーティゾン美術館【新収蔵作品】*クレジット確認中
(左)マダディンキンアーシー・ジュウォンダ・サリー・ガボリ《祖父の国》2011年、石橋財団アーティゾン美術館 ©︎ Copyright Agency, Sydney & JASPAR, Tokyo, 2024 C4736、(右)イワニ・スケース《えぐられた大地》2017年、石橋財団アーティゾン美術館【新収蔵作品】Installation View: QUT Art Museum, Looking Glass: Judy Watson and Yhonnie Scarce. Photograph by Cian Sanders Studios. Courtesy the Artist and THIS IS NO FANTASY

地域独自の文脈で生まれた作品への再考が進む近年の国際的な現代美術の動向とも呼応し、オーストラリア先住民によるアボリジナル・アートは改めて注目を集めています。またオーストラリア現代美術では、多数の女性作家が高い評価を得ており、その多くがアボリジナルを出自の背景としています。石橋財団は2006年にオーストラリア現代美術の展覧会を開催し、以降継続的に作品を収集しています。本展では、石橋財団として初めて女性アボリジナル作家に焦点をあてます。所蔵作家4名を含む7名と1組の作品をとおして、現代の多様な表現を紹介するとともに、オーストラリア先住民美術への深い理解と認知をめざします。

会  場:アーティゾン美術館 6・5階展示室
開館時間:10:00ー18:00(毎週金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7月22日、8月12日、9月16日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット1,800円、窓口販売チケット2,000円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。

アンディ・ウォーホル Andy Warhol
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こちらの画像のご利用については、下記の広報お問い合わせ先までご相談ください。


マダディンキンアーシー・ジュウォンダ・サリー・ガボリ《祖父の国》2011年、石橋財団アーティゾン美術館 ©︎ Copyright Agency, Sydney & JASPAR, Tokyo, 2024 C4736



ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山城知佳子×志賀理江子 漂着
Jam Session: The Ishibashi Foundation Collection × YAMASHIRO Chikako × SHIGA Lieko
In the midst of
会期:2025年10月11日[土]–2026年1月12日[月・祝]

山城知佳子《チンビン・ウェスタン 家族の表象》2019年、シングルチャンネル・ヴィデオ&サウンド・インスタレーション、32分00秒 ⓒ Chikako Yamashiro, Courtesy of Yumiko Chiba Associates 志賀理江子《なぬもかぬも》2023年、C-type プリント ©Lieko Shiga
(左)山城知佳子《チンビン・ウェスタン 家族の表象》2019年、32分00秒 ⓒ Chikako Yamashiro, Courtesy of Yumiko Chiba Associates
(右)志賀理江子《Sadness》2023年、C-type プリント ©Lieko Shiga. Courtesy of the artist


アーティゾン美術館の開館から毎年開催している、石橋財団コレクションとアーティストとの共演、「ジャム・セッション」。第6回目となる本展は、山城知佳子と志賀理江子を迎えて開催します。近・現代日本が生み出した矛盾と抑圧、沖縄戦や集中する米軍基地など、生まれ育った土地がはらむ複雑で歪な状況を、ときにユーモアを交えて描き出す山城。2008年より宮城県を拠点とし、東日本大震災やそこからの復興、あるいはそれ以前から作用していた中心と周縁の不均衡な力学のなかに立ち現れる生のあり方に光を当てる志賀。ふたりの新作を通じて、過去から続く複雑で困難な現実に向き合う作家たちの真摯な態度、そして創造力と芸術という手法のあり方をコレクション作品のうちにも見出し、紹介します。

会  場:アーティゾン美術館 6・5階展示室ほか
開館時間:10:00ー18:00(毎週金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(10月13日、11月3日、11月24日、1月12日は開館)、10月14日、11月4日、11月25日、12月28日–1月3日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット1,200円、窓口販売チケット1,500円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。


石橋財団コレクション選
Selections from the Ishibashi Foundation Collection
アーティゾン美術館を運営する石橋財団は、19世紀後半の印象派から20世紀の西洋近代絵画、明治以降の日本の近代絵画、第二次世界大戦後の抽象絵画、日本および東洋の近世・近代美術、ギリシア・ローマの美術など現在約3,000点の作品を収蔵しています。これらコレクションの中から選りすぐりの作品を年間を通じて様々にご紹介します。

コレクション・ハイライト
The Ishibashi Foundation Collection Highlights
会期:2025年3月1日[土]–6月1日[日]、6月10日[火]–9月21日[日]

アルフレッド・シスレー《サン=マメス六月の朝》1884年、石橋財団アーティゾン美術館 
アルフレッド・シスレー《サン=マメス六月の朝》1884年、石橋財団アーティゾン美術館

19世紀から20世紀にかけての西洋近代美術や、抽象表現を中心とする20世紀初頭から現代までの美術、そして日本の近現代美術など、石橋財団コレクションの代表作のなかから様々な魅力をご紹介します。

会  場:アーティゾン美術館 4階展示室
開館時間:10:00ー18:00(毎週金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(5月5日、7月21日、8月11日、9月15日は開館)、5月7日、6月3−8日、7月22日、8月12日、9月16日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*会期により入館料が異なります。
◆ ウェブ予約チケット1,800円、窓口販売チケット2,000円、学生無料(要ウェブ予約)
*この料金で下記同時開催の展覧会をご覧頂けます。
3月1日[土]–6月1日[日]「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」展、「硲伊之助展」
6月24日[火]–9月21日[日]「オーストラリア現代美術 彼女たちのアボリジナル・アート」展
◆ ウェブ予約チケット500円、窓口販売チケット500円、学生無料(要ウェブ予約)
*6月10日[火]–6月22日[日]は4階展示室のみ公開、6・5階展示室は休室します。この料金で「石橋財団コレクション選 コレクション・ハイライト」のみご覧頂けます。
*6月2–9日の休館時に一部展示替えをいたします。


特集コーナー展示 安井曾太郎
Special Section YASUI Sotaro
会期:2025年10月11日[土]–2026年1月12日[月・祝]

安井曾太郎《座像》1929年、石橋財団アーティゾン美術館
安井曾太郎《座像》1929年、石橋財団アーティゾン美術館

安井曾太郎(1888–1955)は、フランス留学後の長い模索期を経て、デフォルメによって対象の本質を表現する独自のスタイルを確立しました。近年アーティゾン美術館が収蔵した《座像》(1929年)は、「安井様式」と呼ばれるそのスタイルを最初に世に示した重要作です。本展では《座像》に焦点をあて、滞欧期から最晩年へ続く安井の画業の変遷をご紹介します。

会  場:アーティゾン美術館 4階展示室
開館時間:10:00ー18:00(毎週金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日:月曜日(10月13日、11月3日、11月24日、1月12日は開館)、10月14日、11月4日、11月25日、 12月28日–1月3日
主  催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
入館料(税込):日時指定予約制
ウェブ予約チケット1,200円、窓口販売チケット1,500円、学生無料(要ウェブ予約)
*予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットをご購入いただけます。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧いただけます。

開催概要

会場 アーティゾン美術館
住所 104-0031 東京都中央区京橋1-7-2 Google Map
URL
【公式サイト】アーティゾン美術館
https://www.artizon.museum/
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広報用画像一覧

  • 画像説明ゾフィー・トイバー=アルプ 1920年
  • 画像説明ジャン・アルプ 1926年頃
    ⓒ VG BILD-KUNST, Bonn & JASPAR, Tokyo, 2024 C4762
  • 画像説明硲伊之助《室内》1928年、硲伊之助美術館
  • 画像説明硲伊之助《燈火》1941年、硲伊之助美術館
  • 画像説明イワニ・スケース《えぐられた大地》2017年、石橋財団アーティゾン美術館【新収蔵作品】Installation View: QUT Art Museum, Looking Glass: Judy Watson and Yhonnie Scarce. Photograph by Cian Sanders Studios. Courtesy the Artist and THIS IS NO FANTASY
  • 画像説明山城知佳子《チンビン・ウェスタン 家族の表象》2019年、シングルチャンネル・ヴィデオ&サウンド・インスタレーション、32分00秒 ⓒ Chikako Yamashiro, Courtesy of Yumiko Chiba Associates
  • 画像説明志賀理江子《Sadness》2023年、C-type プリント ©Lieko Shiga. Courtesy of the artist
  • 画像説明アルフレッド・シスレー《サン=マメス六月の朝》1884年、石橋財団アーティゾン美術館
  • 画像説明安井曾太郎《座像》1929年、石橋財団アーティゾン美術館

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