プレスリリース
UPDATE
2024年度 展覧会年間スケジュール
府中市美術館(東京都府中市浅間町1丁目3番地[都立府中の森公園内])の2024年度に開催する展覧会スケジュールが決定しましたので、ご案内いたします。各展覧会の詳細は、改めてお知らせいたします。
府中市美術館では、2024年度は5本の企画展と3本の公開制作プログラムを開催いたします。
各展覧会の詳細は、改めてお知らせいたします。
Beautiful Japan 吉田初三郎の世界
会期:2024年5月18日(土)~7月7日(日)大正から昭和戦前期、日本各地を空から見下ろす視点で描いた吉田初三郎(1884−1955)。独自のデフォルメによって広い範囲が一望できる鳥瞰図の画面は、細部まで描き込まれ、まるで絵の中を旅するかのようにいつまでも見飽きることがありません。本展では大型の肉筆鳥瞰図を中心に、絵画・ポスターなど様々なメディアで展開された吉田初三郎の世界をご紹介します。
【「Beautiful Japan 吉田初三郎の世界」オンライン・プレスリリースはこちら】
https://www.artpr.jp/fuchuartmuseum/beautiful-japan2024
吉田初三郎《富士身延鉄道沿線名所鳥瞰図》(部分)
1928年|堺市博物館蔵
市制施行70周年記念
自然、生命、平和 私たちは見つめられている
吉田遠志展
会期:2024年7月20日(土)~9月6日(日)吉田遠志(1911−1995)の父は明治の天才画家吉田博、母は画家ふじを、弟は版画家の穂高です。一家は吉田ファミリーとして全米をめぐり木版画を普及しました。幼い頃からの動物園スケッチは、ついにアフリカの大草原へと続いていきました。遠志の独自の動物観察眼は自然の側におかれ、動物がわれわれ人間を凝視するかのようです。本展は画家吉田遠志の初回顧展となります。
吉田遠志《シマウマ》1978年|個人蔵
市制施行70周年記念
アルフォンス・ミュシャ展 Alphonse Mucha
会期:2024年9月21日(土)~12月1日(日)世紀末パリを彩るポスターの数々を生んだデザイナー、そして、壮大な テーマを重厚な油彩で描き出した画家。ミュシャ(1860-1939)は、二つの顔を持つ芸術家だと捉えられています。しかし、その両方に貫かれているのは、どんな素材を扱っても「ミュシャ風」にする圧倒的な造形力です。本展では、版画、油彩画に、貴重な下絵なども交えながら、ミュシャ最大の魅力である造形の力を紐解きます。
アルフォンス・ミュシャ《ダンス》(連作『四芸術』より)原画
1898年|サントリーポスターコレクション(大阪中之島美術館寄託)
小西真奈 Wherever
会期:2024年12月14日(土)~2025年2月24日(月・休) 小西真奈(1968−)は、鑑賞者の個人的記憶をアルバムをめくるように思い出させる、大画面の風景画を描いてきました。移動が制限されたコロナ禍において、多摩にある自宅近くを取材し、感覚をそのままにとどめたフレッシュな風景画を描き始めます。これら新作を中心に、美術館初の個展に臨みます。
小西真奈《Path》2022年
春の江戸絵画まつり
かっこいい油絵 司馬江漢と亜欧堂田善
会期:2025年3月15日(土)~5月11日(日) 江漢と田善は、江戸時代に油絵や銅版画を手がけた洋風画家です。風雅を愛する文人だった江漢と、西洋の技術にのめり込んで「ものづくり」に熱中した田善。二人の作品の特徴は異なりますが、共通して感じられるのは、遠近法への素直な驚きから生まれた造形の「かっこよさ」でしょう。二人の持ち味の違いにも注目しつつ、洋風画の魅力に迫る展覧会です。
司馬江漢《円窓唐美人図》江戸時代中期(18世紀)|当館蔵
教育普及プログラム「公開制作」
手嶋遥
会期:2024年4月20日(土)~7月7日(日) ひとつの場所を歩いて小さなスケッチを重ね、時間と空間を織り込むようにして風景を描く日本画家。美術館ちかくの、ある「山」を絵にしていきます。
手嶋遥《山行き》2022年
鵜飼美紀
会期:2024年7月20日(土)~12月1日(日) ラテックス(天然ゴム)に魅了されてきた鵜飼は、近年ますます大胆に素材と空間を扱います。この作家を動かしている力を、肌身で感じ取ってください。
鵜飼美紀《The World in Between》2021年
gallery21yo-jでの展示風景
小木曽瑞枝
会期:2024年12月14日(土)~2025年2月24日(日) 抜群のセンスで色とかたちをくみあわせ、あたたかさと詩にあふれた風景を生み出す作家。ありふれた素材を作品に変身させる、丁寧なプロセスに注目です。
《音飛び(25.NOV.2021)》2022
開催概要
会場 | 府中市美術館 |
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住所 | 183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内) Google Map |
観覧料 |
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TEL | 042-336-3371(代表) |
URL |
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SNS | |
交通案内 | ■ 京王線東府中駅北口から ・徒歩17分 ・ちゅうバス府中駅行きで「府中市美術館」 ①下車すぐ (8:05から毎時30分間隔で運行・運賃100円) ■ 京王線府中駅(特急・準特急停車駅)からバス ・ちゅうバス多磨町行き「府中市美術館」 ①下車すぐ (8:00から毎時30分間隔で運行・運賃100円) ・武蔵小金井駅南口行き(一本木経由)「天神町二丁目」 ②下車すぐ ・武蔵小金井駅南口行き(学園通り経由)「天神町幼稚園」 ③下車徒歩8分 ■ JR中央線武蔵小金井駅南口からバス ・府中駅行き(一本木経由)「一本木」 ④下車すぐ ・府中駅行き(学園通り経由)「天神町幼稚園」 ⑤下車徒歩8分 ● お車の場合は、美術館近くの府中市臨時駐車場 (54台収容・無料)をご利用ください。 |
広報用画像一覧
- 吉田初三郎《富士身延鉄道沿線名所鳥瞰図》(部分)
1928年|堺市博物館蔵 - 吉田遠志《シマウマ》1978年|個人蔵
- アルフォンス・ミュシャ《ダンス》(連作『四芸術』より)原画
1898年|サントリーポスターコレクション(大阪中之島美術館寄託) - 小西真奈《Path》2022年
- 司馬江漢《円窓唐美人図》江戸時代中期(18世紀)|当館蔵
- 手嶋遥《山行き》2022年
- 鵜飼美紀《The World in Between》2021年
gallery21yo-jでの展示風景 - 《音飛び(25.NOV.2021)》2022年
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