プレスリリース

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2025年度 展覧会年間スケジュール

府中市美術館(東京都府中市浅間町1丁目3番地[都立府中の森公園内])の2025年度に開催する展覧会スケジュールが決定しましたので、ご案内いたします。各展覧会の詳細は、改めてお知らせいたします。

外観

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府中市美術館では、2025年度は5本の企画展と3本の公開制作プログラムを開催いたします。
各展覧会の詳細は、改めてお知らせいたします。

橋口五葉のデザイン世界
会期:2025年5月25日(日)〜7月13日(日)夏目漱石が初めて著した小説『吾輩ハ猫デアル』。その装幀を手がけたのが橋口五葉(1881~1921)です。これに続き、五葉は日本近代文学を代表する漱石や泉鏡花の著作を美しく彩っていきました。こうした装幀の数々と、ポスターや絵画、《髪梳ける女》をはじめとする新板画などの代表作とを併せて、多彩な五葉のデザイン世界の全貌をご紹介します。

橋口五葉装幀『吾輩ハ猫デアル』上・中・下編(夏目漱石著)<br />
橋口五葉装幀『吾輩ハ猫デアル』上・中・下編(夏目漱石著)

1905-07年|個人蔵

撮影:上野則宏



ぱれたん旅行社 ゆめの旅
会期:2025年7月26日(土)〜9月7日(日)絵の国の妖精「ぱれたんとむら田」の案内で、作品を鑑賞したり、簡単な作品制作をお楽しみいただく展覧会です。シリーズ12回目となる今回のテーマは「旅」。ぱれたんとむら田と一緒に、絵の国ツアーに出かけましょう。

ぱれたん(右)とむら田(左)
ぱれたん(右)とむら田(左)


フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫
会期:2025年9月20日(土)〜12月7日(日)熊谷守一が朴訥と描いた猫の絵、猪熊弦一郎のモダンな猫の絵。日本の洋画家たちは個性的な猫の絵を数多く生み出しました。ところが、洋画の本場ヨーロッパには、猫の絵は多くありません。実はそれは、パリで活躍した藤田嗣治(1886〜1968)が、西洋の伝統では脇役だった猫を、あえて主役に据えた絵を生み出したことから始まったものでした。日本洋画の独自の主題といえる猫の絵を紹介します。


小出楢重 新しき油絵
会期:2025年12月20日(土)〜2026年3月1日(日)大阪生まれの洋画家、小出楢重(1887–1931)の回顧展です。大正から昭和初期にかけて「日本人としての新しき油絵」を追求し、軽妙なデフォルメと艶やかな色彩で、静物画や裸婦像に数々の傑作を残しました。日本画・ガラス絵・装幀・随筆といった多方面にわたる仕事や、設立に参加した信濃橋洋画研究所の活動とあわせて、モダンな時代を彩った楢重の全貌をご紹介します。

小出楢重《帽子をかぶった自画像》1924年|石橋財団アーティゾン美術館蔵
小出楢重《帽子をかぶった自画像》1924年|石橋財団アーティゾン美術館蔵


長沢蘆雪
会期:2026年3月14日(土)~5月10日(日)18世紀後半の京都の画家、長沢蘆雪。当館ではこれまで様々な作品を紹介してきました。ファンタスティックで不思議な風景、かわいい動物や子供。師の円山応挙に迫る凄腕の絵もあれば、その正反対のへそまがりで愉快な絵もあります。また、禅の世界や仏の教えのもとに生きた画家でもありました。この東京初となる蘆雪展では、色々な角度から魅力に迫ります。

長沢蘆雪《虎図襖》江戸時代中期(18世紀)|無量寺・串本応挙芦雪館(重要文化財)
長沢蘆雪《虎図襖》江戸時代中期(18世紀)|無量寺・串本応挙芦雪館(重要文化財)


教育普及プログラム「公開制作」

栗原一成
会期:2025年4⽉26⽇(⼟)~9⽉7⽇(⽇)線や色が延々と連なっていく画面は、いつどこで始まり終わるのか、捉えどころがありません。寡黙な画家の、饒舌な手の動きに注目です。

栗原一成《祠》2024年
栗原一成《祠》2024年

笹岡啓子
会期:2025年9月20日(土)~12月7日(日)日本各地の海岸線や山の稜線などを、静謐な画面に収めてきた写真家。戦禍や災害など出来事の前と後の風景に向き合った時間を、写真の中にたどります。

笹岡啓子《SHORELINE》より 2011年
笹岡啓子《SHORELINE》より 2011年

石川卓磨
会期:2025年12⽉20⽇(⼟)~2026年5⽉10⽇(日)映像と写真作品の制作、評論執筆、展覧会企画、教育など、多くの領域をまたいで活動する作家。旺盛な知的好奇心と創作意欲の謎が解き明かされます。

石川卓磨《葉の影》2023年
石川卓磨《葉の影》2023年

開催概要

会場 府中市美術館
住所 183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内) Google Map
観覧料
コレクション展(常設展)もご覧頂けます
〔一般〕
橋口五葉のデザイン世界 800円(640円)
ぱれたん旅行社 ゆめの旅 400円(320円)
フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫 1,000円(800円)
小出楢重 新しき油絵 800円(640円)
長沢蘆雪 800円(640円)

※無料観覧日:10月11日(土)、12日(日)、13日(月祝)
※( )内は20名以上の団体料金
※未就学児無料
※障害者手帳等(ミライロID可)をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
※府中市在住、在学の小、中学生は「府中っ子 学びのパスポート」で無料
※府中市在住の70歳以上の方は「コレクション展(常設展)」無料
TEL 042-336-3371(代表)
URL
【府中市美術館|公式サイト】
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/
SNS
交通案内 ■ 京王線東府中駅北口から
・徒歩17分 ・ちゅうバス府中駅行きで「府中市美術館」
①下車すぐ (8:05から毎時30分間隔で運行・運賃100円)
■ 京王線府中駅(特急・準特急停車駅)からバス ・ちゅうバス多磨町行き「府中市美術館」
①下車すぐ (8:00から毎時30分間隔で運行・運賃100円) ・武蔵小金井駅南口行き(一本木経由)「天神町二丁目」
②下車すぐ ・武蔵小金井駅南口行き(学園通り経由)「天神町幼稚園」
③下車徒歩8分
■ JR中央線武蔵小金井駅南口からバス ・府中駅行き(一本木経由)「一本木」
④下車すぐ ・府中駅行き(学園通り経由)「天神町幼稚園」
⑤下車徒歩8分
● お車の場合は、美術館近くの府中市臨時駐車場 (54台収容・無料)をご利用ください。

広報用画像一覧

  • 画像説明橋口五葉装幀『吾輩ハ猫デアル』上・中・下編(夏目漱石著)
    1905-07年|個人蔵
    撮影:上野則宏
  • 画像説明ぱれたん(右)とむら田(左)
  • 画像説明小出楢重《帽子をかぶった自画像》1924年|石橋財団アーティゾン美術館蔵
  • 画像説明長沢蘆雪《虎図襖》江戸時代中期(18世紀)|無量寺・串本応挙芦雪館(重要文化財)
  • 画像説明栗原一成《祠》2024年
  • 画像説明笹岡啓子《SHORELINE》より 2011年
  • 画像説明石川卓磨《葉の影》2023年
  • 画像説明外観

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