プレスリリース

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市制90周年記念展
わたしたちの絵 時代の自画像

開催期間会期
※掲載申込み受付終了

平塚市美術館(神奈川県平塚市西八幡1-3-3)にて「市制90周年記念展 わたしたちの絵 時代の自画像」を2022年10月1日(土)より11月27日(日)まで開催いたします。バブル崩壊以後、また現在のコロナ禍の厳しい社会状況のなかで、鑑賞者が共感する若手作家の作品や現代社会の諸問題をテーマとして我々に寄り添う絵画作品をご紹介します。石田徹也、大木雄二、佐藤忠、重野克明、村上早、谷原菜摘子、山本雄教、石川美奈子、五島三子男、田中武、松本亮平、養田純奈、米山幸助らの約80点の作品によって、わたしたちの今をふりかえる展覧会です。

村上早《嫉妬-どく-》2020年、高橋龍太郎コレクション蔵、撮影:コバヤシ画廊

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展覧会概要

バブル崩壊、新型コロナウィルス感染症、さらに戦争という厳しい社会状況のなかで、美術には何ができ、我々に何をもたらしてくれるでしょうか。我々と同時代に生きる多くの現代作家が、様々な立場で社会と向き合い制作してきました。ある作家は自らの心のうちを見つめ、またある作家は我々の置かれたゴミ問題や温暖化などといった現代特有の諸問題に目をむけて描いています。

近年、社会を批判しタブーに対して異議を唱える作品が論議を呼ぶ一方で、わたしたちと同じ立ち位置で生活し、悩み、逡巡しながら制作する作家の作品は、我々が社会でふと感じる生きづらさや違和感を提示してくれ、密接に寄り添い共感を呼ぶものであるはずです。

そこで本展では、こうした厳しい社会のなかで自らを見つめ、また、社会の諸問題に向き合って制作する現代作家を紹介し、そこに時代的な共通性を探るとともに、根源的に人間の営みと直結してきたはずの美術の役割を思い返し、復権させる一助としたいと考えます。

作品はその時代の鏡であり、我々を映すものでもあります。作品をみることで自らや社会を見つめ直し、共感したり心をざわつかせることは、必ず今を生きる糧となり将来へとつづく道を照らしてくれるはずです。

本展出品作家としては、自らを見つめ困難な時代を生きる我々や作家自身を表現した石田徹也、大木雄二、佐藤忠、重野克明、村上早、谷原菜摘子、山本雄教。環境やごみ問題、エコロジー、原発ほか我々を取り巻く諸問題を扱った石川美奈子、五島三子男、田中武、松本亮平、養田純奈、米山幸助です。

◆ 同時開催「現代日本画 コレクションのあゆみ」2022年10月29日(土)〜2023年2月19日(日)

開催概要

会期
2022年10月1日(土)〜2022年11月27日(日)
会場 平塚市美術館
住所 254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3 Google Map
時間
9:30〜17:00(最終入場時間 16:30)
休館日
月曜日(ただし10月10日は開館)、10月11日
観覧料
一般 900 円、高大生 500 円
※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添 1 名は無料
※65 歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は 2 割引
TEL 0463-35-2111
URL
【平塚市美術館 公式サイト】
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
SNS
主催 平塚市美術館
協賛 神奈川中央交通株式会社
助成 朝日新聞文化財団
アクセス JR東京駅から東海道線、または新宿駅から湘南新宿ライン(直通)で約1時間。JR平塚駅より徒歩20分。または平塚駅東改札口(北口)より神奈川中央交通バス4番乗り場乗車「美術館入口」または「コンフォール平塚前」下車。有料駐車場67台(1時間無料、要認証)
招待券 招待券は、5組10名様分をお申込みいただけます。
同時開催の所蔵品展「現代日本画 コレクションのあゆみ」と共通です。
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関連事業・イベント

担当学芸員によるギャラリートーク
日時:10月15日(土)、11月19日(土)14:00~14:40
場所:展示室I(申込不要・要観覧券)

出品作家による公開制作(山本雄教氏)
日時:8月30日(火)~9月7日(水)、9月11日(日)~15日(木)(仮)
場所:アトリエA

出品作家によるワークショップ(谷原菜摘子氏)
日時:未定
詳細は当館ウェブサイトをご覧ください。

平塚市制施行90周年記念事業
会期中、90人目の来場者に特製缶バッジを進呈します

※各詳細は、当館ウェブサイトをご覧ください
※新型コロナウィルス感染症の感染予防・拡大防止のため延期または中止になることがあります

広報用画像一覧

  • 画像説明松本亮平《鶴の行列》2022年、個人蔵
  • 画像説明山本雄教《757円の男》2021年、作家蔵
  • 画像説明村上早《嫉妬-どく-》2020年、高橋龍太郎コレクション蔵、撮影:コバヤシ画廊
  • 画像説明谷原菜摘子《Family Portrait》2017年、札幌宮の森美術館蔵、©Natsuko Tanihara, courtesy of MEM
  • 画像説明田中武《斉唱~神7の唄~》2017年、作家蔵
  • 画像説明石田徹也《コンビニエンスストアの母子像》1996年、平塚市美術館寄託
  • 画像説明
  • 画像説明

会員向けご提供広報用データ

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