プレスリリース
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どっちがどっち? いわいとしお×岩井俊雄
―100かいだてのいえとメディアアートの世界―
茨城県近代美術館(水戸市千波町東久保666-1)にて「どっちがどっち? いわいとしお×岩井俊雄 ―100かいだてのいえとメディアアートの世界―」を2022年7月2日(土)より開催します。子どもたちに大人気の絵本作家・いわいとしおと、メディアアートの第一人者・岩井俊雄。一見、相反する異ジャンルのクリエイターは、実は同一人物だった!なぜ、彼は2つの顔を持つのか? 子ども時代の発明ノートやパラパラマンガ、絵本原画やスケッチ、メディアアートの再現展示によって、アナログとデジタルにまたがる、その多種多様な表現世界の全貌と創作の秘密に迫ります。
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展覧会概要
子どもたちに大人気の絵本作家・いわいとしおと、メディアアートの第一人者・岩井俊雄。一見、相反する異ジャンルのクリエイターは、実は同一人物だった!子ども時代の発明ノートやパラパラマンガ、絵本原画やスケッチ、メディアアートの再現展示によって、その多種多様な表現世界の全貌と創作の秘密に迫ります。
【作家略歴】
いわいとしお/岩井俊雄
1962年愛知県生まれ。絵本作家であり、メディアアーティスト。子どもの頃に母親から「もうおもちゃは買いません」と言われ、ものづくりに目覚める。筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了。テレビ番組やゲームのソフト制作、電子楽器開発など多岐にわたる活動を展開し、現代日本美術展大賞、文化庁メディア芸術祭大賞、芸術選奨文部科学大臣賞ほか数多く受賞。娘との手作りおもちゃをきっかけに、2006年より絵本作家としての活動を開始。2008年刊行の『100かいだてのいえ』は、子どもたちに大人気となり、シリーズ累計発行部数400万部を数える。現在、絵本を通して、子どもや親子にものづくりの楽しさを伝えるワークショップを多数開催している。
子どもたちに大人気の絵本作家・いわいとしおと、メディアアートの第一人者・岩井俊雄は同一人物だった!その全貌に迫る初の展覧会です。
【広報文2】(約90字)
子どもたちに大人気の絵本作家・いわいとしおと、メディアアートの第一人者・岩井俊雄は同一人物だった!子ども時代の発明ノートやパラパラマンガから始まる多数の作品展示でその創作の秘密に迫ります。
【広報文3】(約174字)
子どもたちに大人気の絵本作家・いわいとしおと、メディアアートの第一人者・岩井俊雄。一見、相反する異ジャンルのクリエイターは、実は同一人物だった! なぜ、彼は2つの顔を持つのか? 子ども時代の発明ノートやパラパラマンガ、絵本原画やスケッチ、メディアアートの再現展示によって、アナログとデジタルにまたがる、その多種多様な表現世界の全貌と創作の秘密に迫ります。
展示構成及び主な出品作品
*一部変更になることがあります。
I いわいとしお/100かいだてのいえの世界
・ 〈100かいだてのいえ〉へようこそ!
・ 〈100かいだてのいえ〉のひみつ
・ 〈100かいだてのいえ〉の広がり―ちか・うみ・そらへ
・ 世界で読まれる〈100かいだてのいえ〉
・ いわいさんちの手作りおもちゃ
・ 〈どっちがへん?〉
II いわいとしお×岩井俊雄のプレヒストリー
・「もう、おもちゃは買いません!」と言われて― 幼少期・小学校時代
・ マンガ家かアニメーターになりたい!―中学校時代
・ 美術?デザイン?どっちへ進む?―高校時代
・ 誰も見たことのないものをつくろう!―大学時代
資料展示:いわい×岩井を育てた本、モノ、機械
III 岩井俊雄/メディアアートの世界
・ 映像進化論―〈驚き盤〉から〈時間層〉へ
・ 時間をあやつる・空間をゆがめる
・ テレビ番組の冒険
・ 絵を描き、音をつむぐ
IV いわいとしお×岩井俊雄の共鳴
・ 〈映像装置としてのピアノ〉を再生する
・ 絵本と音楽 ―〈もりの100かいだてのいえ〉
・ 伊豆でのくらし、そしてこれから
見どころ
*一部変更になることがあります。
①『100かいだてのいえ』はこうして生まれた! ―ミリオンセラーの秘密に迫る。
本を縦に開く画期的な絵本『100かいだてのいえ』は、子どもが数字の繰り上がりに悩んでいるのを見たことがヒントとなって生まれました。様々な動物たちが暮らす部屋の細かな描写をはじめ、絵本の構造や印刷の手法にまでこだわりぬいた絵本づくりの過程を、貴重なアイディアスケッチや下絵などを通して詳しく紹介します。あわせて子どもたちには、絵本の絵を読み解く力を発揮できる、楽しいクイズをご用意します。
② いわいさんちの手作りおもちゃが大集合!
絵本作家として活動を始める前から、作家が子どもと一緒になって作っていた木や紙の手作りおもちゃを一堂に展示します。親子の愛が溢れる、世界でたったひとつの手作りおもちゃをぜひ、この機会に間近でご覧ください。
③マンガやアニメ好きの少年は、いかにして世界的アーティストになったのか? ―初公開資料も盛りだくさん!
母親から「もう、おもちゃは買いません」と宣言されたのは、作家が10才の頃。その後、父親の助けを得ながらものづくりに没頭し、徐々にその創造性を開花させていきます。本展では、当時の発明ノート『工作ブック』をはじめ、中学時代に手塚治虫に心酔して描いたマンガやイラスト、高校時代に制作した油彩画やクロッキーなど、本邦初公開を含む貴重な子ども時代の作品のほか、影響を受けた本やマンガ、本人が使っていた顕微鏡、ラジカセ、ゲーム機などゆかりの品々を多数展示し、その人物像を浮き彫りにします。
④ 子どもも、大人も楽しめる展示 ―絵や立体が動き出す!
作家は、子どもの頃にテレビアニメに魅了され、教科書やノートにパラパラマンガをいくつも描いていました。また、筑波大学在学中はさらに映画やアニメーションの歴史に興味を広げ、19世紀に発明された「驚き盤」や「ゾートロープ」に新たな可能性を見出しました。本展では、小学生の頃に友人たちを楽しませたパラパラマンガや大学時代の驚き盤などを複製し、実際に来場者が自ら触って体験できるようにします。さらに《立体ゾートロープ》(1988年)や《時間層II》(1985年)など、平面から立体へと進化した映像表現への取り組みをご鑑賞いただきます。
⑤ 世界を魅了したメディアアート作品がよみがえる!
楽器が弾けなくても、楽譜が読めなくても、音楽を自由に奏でられたらーそんな夢を作家自らかなえたのが、1995年にドイツで発表され世界中の人々を魅了した《映像装置としてのピアノ》です。映像と音楽と人との一体化をテーマにした作家の代表作ですが、残念ながら2000年代以降展示する機会は失われていました。本展では、その作品を20数年ぶりによみがえらせる予定です。メディアアートの傑作を直に体験できる貴重な機会を、お見逃しなく!
開催概要
会期 |
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会場 | 茨城県近代美術館 |
住所 | 310-0851 茨城県水戸市千波町東久保666-1 Google Map |
時間 |
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休館日 |
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観覧料 |
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TEL | 029-243-5111 |
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主催 | 茨城県近代美術館 |
後援 | 水戸市/朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/産経新聞社水戸支局/東京新聞水戸支局/ 日本経済新聞社水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局 |
協力 | 偕成社/紀伊國屋書店 |
会期中のイベント等
1. 作家によるイベント
① いわいとしお講演会「子どもたちに伝えたい、空想すること、作ること」(大人向け)
少年時代に、両親が自然や科学、物語やものづくりの楽しさを教えてくれたことが、すべての創作活動の始まりでした。では、今の子どもたちに何を伝えたらいいのか? 絵本や手作りおもちゃを通して考えたことを語ります。
日時:7月10日(日) 14:00~16:00
会場:地階講堂
定員:100名(絵本や子どもの美術教育に興味のある方向け)
参加費:無料
② 岩井俊雄講演会「メディアアートに未来はあるか?」(大人向け)
メディアアートの第一人者として世界的に活躍してきた作家が、自身のこれまでの軌跡を振り返りながら、メディアアートの面白さと問題点、これからを存分に語ります。
日時:7月30日(土) 14:00~16:00
会場:地階講堂
定員:100名(メディアアートに興味のある方向け)
参加費:無料
③ いわいとしお絵本ライブ「いわいとしおさんと絵本で遊ぼう!」(親子向け)【受付終了】
作家本人による絵本のよみきかせや、お絵かき遊び、簡単なワークショップなどで、親子で絵本の世界を存分に楽しみましょう。
日時:7月10日(日) 10:00~12:00
会場:地階講座室
定員:40名(小学生以下+保護者で)
参加費:無料
※募集定員に達したため、受付終了いたしました。
④ いわいとしおワークショップ「100人でつくろう!100かいだてのいえ」(どなたでも!)【受付終了】
作家といっしょに、ダンボールを使って立体的な「100かいだてのいえ」をつくります。大人も子どもも自分だけの「いえ」を作ってみましょう。完成後に全員の作品を積み上げて、美術館内に展示します(会期終了後に返却予定)。
日時:7月31日(日)午前の部 10:00~12:00/午後の部 14:00~16:00
会場:地階講座室
定員:各回50名(小学生以下は保護者の同伴が必要/親子でも、大人1人でも参加できます)
参加費:無料
※募集定員に達したため、受付終了いたしました。
【イベント申込方法】
※定員に達した時点で受付を終了いたします。 ※日時・内容等が変更になる可能性があります。
来館:① ② のみ
当館総合受付にて申込書を記入
往復はがき:① ② のみ
往信用文面に希望者全員(1枚につき4名まで)の氏名、代表者の住所、電話番号、参加を希望するイベント名、返信用宛名面に代表者の住所と氏名を記入し、当館「いわいとしお展 イベント係」まで送付
専用フォーム:① ~ ④
当館ホームページのイベントページにある「参加申込フォーム」から申込み
2. アートフォーラムコーナー
当館1階のフリースペース(アートフォーラムコーナー)において、本展特別展示及びワークショップスペースが出現します。
夏休みの1日を、ご家族そろって美術館でお過ごしください。
①だれもが参加できるワークショップスペース「みんなでつなごう! 100かいだてのいえ」
自分の描いた絵が、他の人とつながって、どんどん広がっていく面白さを体感しましょう!
② 特別再現展示《マン・マシン・TV No.8(ビデオカメラ)》(1989年/2022年)
テレビの前でポーズをとって、2コマアニメパフォーマンスに挑戦! メディアアートの楽しさを全身で感じましょう!
3. その他
会期中に来館する学校団体に、作家がギャラリーツアーを行います。取材いただく場合は、事前にご連絡をお願いします。
【実施予定日】
7月7日(木) 午前:小学6年生(アートバス事業による) 午後:未定
7月8日(金) 午前:小学6年生(アートバス事業による) 午後:未定
7月9日(土) 午前:中学生
広報用画像一覧
- いわいとしお×岩井俊雄
- 絵本『100かいだてのいえ』と下絵(2008年)
- 100かいだてのいえ(2008年)偕成社
- もりの100かいだてのいえ(2021年)偕成社
- 工作ブック(1973年頃)
- 時間層II(1985年)/東京都写真美術館蔵
- いわいさんちの手作りおもちゃ(2003~2004年頃)
- 映像装置としてのピアノ(1995年)
会員向けご提供広報用データ
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- 掲載媒体には、読者プレゼント用ご招待チケット5組10名様分をご提供可能
- プレスリリース・画像データの一括ダウンロード
- 茨城県近代美術館の施設(外観・内観)画像も同時ご提供
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