プレスリリース
UPDATE
関西ゆかりの若手アーティストを中心に個展形式で紹介する展覧会
Osaka Directory supported by RICHARD MILLE
大阪中之島美術館(大阪府大阪市北区中之島4丁目3-1)は、関西・大阪21世紀協会と共同で主催し、「Osaka Directory supported by RICHARD MILLE」(おおさか・ディレクトリ・サポーテッド・バイ・リシャール・ミル)を開催いたします。2023年度は、いずれも関西ゆかりの新進気鋭のアーティストである、小谷くるみ(1994年、大阪府生まれ)、肥後亮祐(1995年、北海道生まれ)、木原結花(1995年、大阪府生まれ)の3名を紹介します。
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会期・会場
第4期:小谷 くるみ 会期:2023年11月18日(土)– 12月17日(日)
第5期:肥後 亮祐 会期:2023年12月23日(土)– 2024年1月21日(日)
第6期:木原 結花 会期:2024年1月27日(土)– 2月25日(日)
会場:大阪中之島美術館 2階 多目的スペース
観覧料:無料
主催・協賛
主催:大阪中之島美術館、公益財団法人 関西・大阪21世紀協会
Supported by:RICHARD MILLE
協賛:サントリーホールディングス株式会社、ロート製薬株式会社、大和証券株式会社、西日本電信電話株式会社、ダイキン工業株式会社、株式会社丹青社
Osaka Directory supported by RICHARD MILLE について
「Osaka Directory supported by RICHARD MILLE」は、大阪中之島美術館が関西・大阪21世紀協会と共同で主催する、関西ゆかりの若手作家を中心に個展形式で紹介する展覧会です。これからの時代を象徴する、新たな表現を生み出す作家を毎年紹介していきます。ディレクトリとは、IT用語でデータを整理し分類するためのフォルダ等を意味します。本シリーズを通して、将来活躍が期待される関西の若手アーティストの情報を美術館というディレクトリに格納、保管し、さらに、ここ大阪中之島美術館から彼らの活動を広く世に紹介し、世界に羽ばたくことを支援していきます。
作家紹介(小谷くるみ・肥後亮祐・木原結花)
Photo: Hanako Kimura
1994年、大阪府生まれ。2017年、京都造形芸術大学 美術工芸学科油画コース卒業。2019年、京都造形芸術大学大学院 修士課程修了。主な展覧会に、個展「ヘーパイストス」(ギャラリーノマル、大阪、2022年)、個展「砂から星へ」(ギャラリーノマル、大阪、2021年)、個展「ブラインド」(MEDEL GALLERY SHU、東京、2020年)、「大鬼の住む島」 (WAITING ROOM、東京、2019年)、 「京都造形芸術大学 卒業制作選抜展『宇宙船地球号』」(東京都美術館、東京、2019年)、「21gの存在」(枚方国際ゴルフ倶楽部、大阪、2018年)などがある。
Osaka Directory【第4期】 2023年11月18日(土)– 12月17日(日)
※月曜日休館(開館日は開場)
協力:株式会社伏見工芸、Gallery Nomart
開催概要
大阪中之島美術館は関西・大阪21世紀協会とともに、「Osaka Directory 4 supported by RICHARD MILLE 小谷くるみ」展を開催します。小谷はこれまで、存在の痕跡や気配をテーマに様々なアプローチによる絵画作品を発表してきました。結露した窓を指で触れたイメージを描いた「21g」シリーズや、支持体に染みこませた錆を時間経過や変化の象徴として捉えた「時間・痕跡〈錆〉」シリーズなどで注目されています。本展では、作家がこれまでに取り組んできたシリーズの新作を中心に、作家の活動を多角的に紹介します。
参考作品
- 《対岸》2023年 116.7×91.0cm
- 《21g》2020年 80.0×65.0cm Photo: Gallery Nomart
- 《Flower without bloom / 咲かない花束》 2021年 162.0×260.0cm Photo: Gallery Nomart
- 《[Silver] Poppy-04》 2022年 60.6×50.0cm Photo: Gallery Nomart
1995年、北海道生まれ。京都市立芸術大学大学院 美術研究科 博士(後期)課程 美術専攻 構想設計領域在籍。主な展覧会に、「連続するプロジェクト/インスタレーションを所有する Art Collaboration Kyoto (ACK) Associated Programs」(BnA Alter Museum SCG、京都、2022年) 、「Kyoto Art for Tomorrow 2021 ―京都府新鋭選抜展―」(京都文化博物館、京都、2021年)、個展「クリテリオム 97 肥後亮祐」(水戸芸術館現代美術ギャラリー 、茨城、2020年)、個展「bird carving」(KUNST ARZT、京都、2020年)、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019 KG+」(GALLERY Ann 、京都、2019年)、「写真新世紀展 2018」(東京都写真美術館、東京、2018年)などがある。
Osaka Directory【第5期】 2023年12月23日(土)– 2024年1月21日(日)
※月曜日(1/8を除く)、12/31、1/1休館(開館日は開場)
協力:株式会社伏見工芸
開催概要
大阪中之島美術館は関西・大阪21世紀協会とともに、「Osaka Directory 5 supported by RICHARD MILLE 肥後亮祐」展を開催します。辞書が転載防止のために掲載した意味をなさない造語や、Google Map上にデータとして置かれているが現実には存在しない幻の島などをテーマに作品を制作してきた肥後は、社会や個人が無自覚にまたは意図的につくりだす「虚構」とその伝播などを考察してきました。本展では、美術館や博物館で使用されている「温湿度計」に秘められたストーリーを紐解いて、新作のインスタレーション作品として展開します。
参考作品
- 《Sandy Island》 「クリテリオム97肥後亮祐」展示風景(2020年、水戸芸術館現代美術ギャラリー) 撮影:仲田絵美
- 《Null Island》 「Kyoto Art for Tomorrow 2021 -京都府新鋭選抜展-」展示風景(2021年、京都文化博物館)
1995 年、大阪府生まれ。2019 年、大阪芸術大学大学院芸術研究科 博士課程前期修了。主な展覧会に、「DAZZLER」(京都芸術センター、京都、2022 年)、 「あざみ野フォト・アニュアル とどまってみえるもの」(横浜市民ギャラリーあざみ野、神奈川、2021 年)、 「ベルファスト・フォトフェスティバル」(ベルファスト市内、イギリス、2019 年)、「写真的曖昧」 (金沢アートグミ、石川、2018 年)、「A-Lab Artist Gate 2017」(あまらぶアートラボ、兵庫、2017 年)、「第 15 回写真『1_WALL』ファイナリスト展」(ガーディアンガーデン、東京、2016年)などがある。
Osaka Directory【第6期】 会期:2024年1月27日(土)– 2月25日(日)
※月曜日(2/12を除く)休館(開館日は開場)
協力:株式会社伏見工芸
開催概要
大阪中之島美術館は関西・大阪21世紀協会とともに、「Osaka Directory 6 supported by RICHARD MILLE 木原結花」展を開催します。 写真を学び、場所と身体性の関係をテーマに制作してきた木原は、氏名や戸籍等が判明せず、遺体の引き取り手が存在しない「行旅死亡人(こうりょしぼうにん)」に着目し、人間の存在の曖昧さを問いかける作品を作ってきました。
本展では、アニメ等の「聖地巡礼」から着想した新作を発表します。もともと宗教上の聖地の参拝を指す「聖地巡礼」ですが、今日ではアニメの舞台となった場所をファンが巡ることも意味します。木原は、アニメのキャラクターが作中で「存在」した特定の土地を実際に訪れ、架空の存在と実世界の境界を揺るがす表現を試みます。
参考作品
- 《行旅死亡人》2016年
- 《行旅死亡人(大阪府平野区長吉川辺3丁目1番新明治橋下空き地)》2017年、180.0×50.0cm
- 《行旅死亡人(N34°38’1”E135°6’17”)》2019年、映像、13分
開催概要
会場 | 大阪中之島美術館 |
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住所 | 530-0005 大阪府大阪市北区中之島4丁目3-1 Google Map |
展示室 | 2階 多目的スペース |
URL |
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SNS |
広報用画像一覧
- 《対岸》
2023年
116.7×91.0cm - 小谷くるみ 《21g》2020年 80.0×65.0cm Photo: Gallery Nomart
- 小谷くるみ 《Flower without bloom / 咲かない花束》 2021年 162.0×260.0cm Photo: Gallery Nomart
- 小谷くるみ 《[Silver] Poppy-04》 2022年 60.6×50.0cm Photo: Gallery Nomart
- Photo: Hanako Kimura
- 肥後亮祐 《Sandy Island》 「クリテリオム97肥後亮祐」展示風景(2020年、水戸芸術館現代美術ギャラリー) 撮影:仲田絵美
- 肥後亮祐 《Null Island》 「Kyoto Art for Tomorrow 2021 -京都府新鋭選抜展-」展示風景(2021年、京都文化博物館)
- 木原結花 《行旅死亡人》 2016年
- 木原結花 《行旅死亡人(大阪府平野区長吉川辺3丁目1番新明治橋下空き地)》 2017年180.0×50.0cm
- 木原結花 《行旅死亡人(N34°38’1”E135°6’17”)》 2019年 映像 13分
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