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田名網敬一 記憶の冒険

国立新美術館

開催期間会期
※掲載申込み受付終了

国立新美術館(東京・六本木)にて、「田名網敬一 記憶の冒険」を2024年8月7日(水)から11月11日(月)まで開催いたします。国際的に高い評価を得る日本人アーティスト、田名網敬一(1936-)の初となる大規模回顧展です。

田名網敬一《死と再生のドラマ》2019年 顔料インク、アクリル・シルクスクリーン、ガラスの粉末、ラメ、アクリル絵具/カンヴァス 200 × 400 ㎝(4枚組)
©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA

この展覧会の広報用データのお申込みは
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新着情報

  • NEW 『田名網敬一 記憶の冒険』オリジナルグッズ・コラボレーションアイテムのご案内
    田名網敬一の世界観で満たされた特設ショップでは、田名網が生み出した奇想天外なモチーフと極彩色が踊るオリジナルグッズが勢揃い。定番のポストカードやポスターから、Tシャツ、トートバッグ、刺繡ワッペンまで、田名網のクリエイティビティが余すことなく落とし込まれたミュージアムグッズをお楽しみください。アイテムは展覧会期中、随時追加予定です。
    詳細のリリースはこちらより ご覧ください。

    「田名網敬一 記憶の冒険」会場内に新作の巨大インスタレーション展示が決定!
    国立新美術館にて国際的にも高い評価を得る日本人アーティスト、田名網敬一(たなあみ・けいいち)の世界初となる大規模回顧展を開催いたします。
    会場には「橋」をモチーフとした巨大インスタレーションが国立新美術館の広大な展示室に出現するなど、初公開の最新作を含む約500点を展示。その一部をご紹介します。
    詳細のリリースはこちらより ご覧ください。

展覧会概要

田名網敬一(1936-)は幼少期に経験した戦争の記憶とその後に触れたアメリカ大衆文化からの影響が色濃く反映された、色彩鮮やかな作品で知られています。本展は当時の資料を含めて田名網が手掛けた膨大な作品を紹介することで、これまで包括的に捉えられることがなかった、その60年以上におよぶ活動を「記憶」というテーマのもとに改めて紐解こうとするものです。

87歳となった今も旺盛な創作活動を続ける田名網の存在は、世代や国を超えたアーティスト、そしてデザイナーたちを魅了し続けており、コラボレーションを求める声は後を絶ちません。これは60年以上にわたる活動のなかで、田名網自身が常に自らの表現方法を刷新し続けてきた稀有な感性を持ったアーティストであるからだといえるでしょう。また近年、田名網は海外文化を独自に受容した戦後日本の作家としても世界的に評価が進み、ニューヨーク近代美術館(アメリカ)、ウォーカー・アート・センター(アメリカ)、シカゴ美術館(アメリカ)、M+(香港)、ハンブルガー・バーンホフ(ドイツ)にも作品が所蔵されています。

本展は多方面から注目が集まる田名網が現在まで探究を続けている、虚実が入り混じった記憶のコラージュのような作品世界を存分に体感していただける待望の機会となるでしょう。


展覧会の見どころ
1 日本の戦後文化史と密接に結びついた作品
アンディ・ウォーホルから影響を受けて制作された日本最初期のポップアートとも呼べる「ORDER MADE!!」シリーズ(1965)や、アメリカの『Avant Garde』誌が主催したベトナム反戦ポスターコンテストに入選した「NO MORE WAR」シリーズ(1967)、テレビ番組『11PM』のために制作されたコラージュの手法を用いたアニメーション《Good-by Marilyn》(1971)など、戦後日本で展開されたカウンターカルチャーを物語る作品の数々が出品されます。

2 増幅を続ける「記憶」 
近年、田名網は自身の過去の記憶や夢を主題とした作品を数多く制作しています。幼少期に体験した戦争や生死を彷徨った大病の経験を大きなきっかけとし、「人間は自らの記憶を無意識のうちに作り変えながら生きている」という説に基づいて、自身の脳内で増幅される「記憶」を主題に創作活動を続ける田名網。「記憶の冒険」と題された本展では、未発表の新作に加え、田名網が70年代から断続的に記録してきた夢日記やドローイング、関連するインスタレーションも展示することで、尽きることのないその創造力の源泉に迫ります。

3 変幻自在なコラボレーション
田名網は、その長いキャリアを通して多種多様なクライアントワークやコラボレーションを行ってきました。Mary Quant、adidas、JUNYA WATANABE、Ground Yなどのファッションブランドや、GENERATIONS from EXILE TRIBE、八代亜紀、RADWIMPSといったミュージシャンと協働する一方で、ウルトラマンなどのキャラクターや生前交流があった赤塚不二夫とコラボレーションした作品も制作しています。本展では田名網のデザイナーとしての活動にも焦点を当て、当初からコラボレーションの意識を強く持ち、それによって生じる化学反応から新たな作品を作り出していこうとする田名網の仕事についても紹介します。

田名網敬一 プロフィール

「パラヴェンティ:田名網敬一」プラダ青山店、東京、2023年 ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA

田名網敬一 プロフィール
1936年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業。
アートディレクター、実験映像及びアニメーション作家、アーティストなど、そのジャンルを横断した類まれな創作活動により、他の追随を許さない地位を築いている。近年の田名網の主要な展覧会として、「パラヴェンティ:田名網 敬一」(プラダ青山店、東京、2023年)、「マンハッタン・ユニヴァース」(ヴィーナス・オーヴァー・マンハッタン、ニューヨーク、2022年)、 「世界を映す鏡」(NANZUKA UNDERGROUND、東京、2022年)、「Keiichi Tanaami」(ルツェルン美術館、スイス、2019年)、「Keiichi Tanaami」(ジェフリー・ダイチ、ニューヨーク、2019年)。また、グループ展としてポップアートの大回顧展「インターナショナル・ポップ」(ウォーカー・アート・センター、ダラス美術館、フィラデルフィア美術館、アメリカ、2015-2016年)、「世界はポップになる」(テート・モダン、ロンドン、2015年) などがある。パブリックコレクションに、ニューヨーク近代美術館(アメリカ)、ウォーカー・アート・センター(アメリカ)、シカゴ美術館(アメリカ)、M+(香港)、ナショナル・ポートレート・ギャラリー(アメリカ)、ハンブルガー・バーンホフ(ドイツ) など多数。

開催概要

会期
2024年8月7日(水)〜2024年11月11日(月)
会場 国立新美術館
住所 106-8558 東京都港区六本木7丁目22-2 Google Map
展示室 企画展示室1E
時間
10:00〜18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
休館日
毎週火曜日
観覧料
一般2,000円、大学生1,400円、高校生1,000円
※中学生以下は入場無料
※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名含む)は入場無料。
チケット情報は後日、国立新美術館ホームページ等でお知らせします。
TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL
展覧会ホームページ
https://www.nact.jp/exhibition_special/2024/keiichitanaami/
SNS
主催 国立新美術館、朝日新聞社、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
協賛 集英社、adidas、MATTEL CREATIONS™
制作協力 ソニー・ミュージックエンタテインメント
協力 NANZUKA
後援 J-WAVE
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広報用画像一覧

  • 画像説明田名網敬一《森の掟》2024年 顔料インク、アクリル・シルクスクリーン、ガラスの粉末、ラメ、アクリル絵具/カンヴァス 251 x 200 cm ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
    ※作品1点のみ掲載の場合は、こちらをご利用ください(縦サイズの場合)。
  • 画像説明田名網敬一《死と再生のドラマ》2019年 顔料インク、アクリル・シルクスクリーン、ガラスの粉末、ラメ、アクリル絵具/カンヴァス 200 × 400 ㎝(4枚組)
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
    ※作品1点のみ掲載の場合は、こちらをご利用ください(横サイズの場合)。
  • 画像説明田名網敬一《彼岸の空間と此岸の空間》2017年 顔料インク、アクリル・シルクスクリーン、ガラスの粉末、ラメ、アクリル絵具/カンヴァス 217 x 300 cm(3枚組) タグチアートコレクション蔵 ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《1967 東京》1967年 シルクスクリーン/紙 103 × 72.8 ㎝ ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《Wonder Woman》1967年 インク、コラージュ/紙 38.5 x 48.5 cm ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《Gold Fish》1975年 アクリル絵具/イラストレーションボード 36.4 x 51.5 cm ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《フレデリック・ロイス ー 臓器の劇場》1987年 アクリル絵具/カンヴァス 145.5 x 145.5 x 3.6cm ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《回廊》1986年 アクリル絵具、色鉛筆/カンヴァスで裏打ちした紙 130.5 x 130.5 cm ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《昇天する家》1987年 木、ラッカー 101 x 63.5 x 24 cm ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《キリコ劇場》2009年 アクリル絵具/カンヴァス 195 x 145.5 cm ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《気配》2022年 デジタルカンヴァスプリント、雑誌の切り抜き、インク、アクリル絵具、クリスタルガラス/カンヴァス 194 x 130 x 4 cm ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《ORDER MADE!!》1965年 シルクスクリーン/紙 78.9 x 109.4 cm ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《ORDER MADE!!》1965年 シルクスクリーン/紙 101 × 73cm ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《金魚》1982年 アクリル絵具、インク、色鉛筆/紙 56.5 x 76.5 cm ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明《記憶の修築》展示風景:「田名網敬一 記憶の修築」NANZUKA、東京、2020年 ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《夢の王国》2018年 顔料インク、アクリル・シルクスクリーン、ガラスの粉末、ラメ、アクリル絵具/カンヴァス 140 × 100 × 4㎝ ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一「RADWIMPS WORLD TOUR 2024 “The way you yawn, and the outcry of Peace”」のためのアートワーク、2024年 シルクスクリーン、ラメ/紙 51.7×41.7 cm ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《ドカーン》2022年 顔料インク、アクリル・シルクスクリーン、ガラスの粉末、ラメ、アクリル絵具/カンヴァス 149 x 100 cm ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「田名網敬一 ポスター・イラストレーション展」西武百貨店渋谷店、東京、1968年 ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「パラヴェンティ:田名網敬一」プラダ青山店、東京、2023年 ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《NO MORE WAR》1967年 シルクスクリーン/紙 63 x 48 cm タグチアートコレクション蔵 ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《Good-by Marilyn》1971年 16ミリフィルム(デジタル版)/4分23秒
    制作・アニメーション:田名網敬一、歌:平山三紀「真夏の出来事」 ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA 
  • 画像説明田名網敬一《常磐松》1986年 シルクスクリーン/紙 103 × 73 ㎝ ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《常磐松》1986年 シルクスクリーン/紙 103 × 73 ㎝ ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《ピカソ母子像の悦楽》2020 / 2021年 アクリル絵具/カンヴァス 41 × 31.8 × 2 ㎝ ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《ピカソ母子像の悦楽》2020 / 2021年 アクリル絵具/カンヴァス 30 × 30 × 3.7 ㎝ ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明田名網敬一《綺想体》2019年 FRP、鉄、アクリル・ウレタン塗料、金箔 301 × 100 × 100 ㎝ ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明本展ポスタービジュアル
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
    ※コピーガードが難しい場合はこちらをご利用ください。
  • 画像説明「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
    撮影:山本倫子
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
    撮影:山本倫子
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
    撮影:山本倫子
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
    撮影:山本倫子
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
    撮影:山本倫子
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
    撮影:山本倫子
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
    撮影:山本倫子
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
    撮影:山本倫子
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
    撮影:山本倫子
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
    撮影:山本倫子
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
    撮影:山本倫子
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
    撮影:山本倫子
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
  • 画像説明「田名網敬一 記憶の冒険」国立新美術館 2024年 展示風景
    撮影:山本倫子
    ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA

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