
プレスリリース
UPDATE
出版120周年 ピーターラビット™展
世田谷美術館
世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)にて「出版120周年 ピーターラビット™展」を2022年3月26日(土)より6月19日(日)まで開催いたします。今なお世界中で愛され続けるいたずらなウサギ、ピーターラビット™。2022年、シリーズ第1作『ピーターラビットのおはなし』の出版120周年を迎え、本展は、ピーターラビットの誕生前夜から今日に至るまでの歩みを振り返る、盛大なバースデイパーティをテーマに開催します。作品の原点となった、作者ビアトリクス・ポター™の絵手紙や、スケッチ、挿絵原画等、日本初公開作品を含め、約170点をご紹介します。
《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社 © Frederick Warne & Co. Ltd, 2017
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新着情報
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NEW 展覧会公式サポーターに松下洸平さんが就任!!音声ガイドにも初挑戦!
本展の東京展の公式サポーターに松下洸平さんが就任しました。 展覧会がより楽しくなる音声ガイドナビゲーターにも初挑戦し、 作品の見どころやピーターラビットの世界をご案内していただきます。 子供の頃『ピーターラビットのおはなし』も愛読し、 ウサギも飼っていたという松下さんは、 「音声ガイドのナビゲーターは初めてで緊張していますが、 ピーターラビットの世界をより楽しんでいただくために頑張ります。 」と意気込みを語っています。
【松下洸平さんコメント】
東京展サポーターに任命いただき、 とても嬉しく思います。
やんちゃで寂しがり屋、 冒険が大好きだけど、 帰るのはお母さんの待つあったかいお家。 僕はそんなピーターが大好きでした。 家には『ピーターラビットのおはなし』があったし、 子どもの頃に飼っていたウサギには、 たぶんピーターも大好きだと思うにんじんをあげていた。 「動物たちが言葉を喋る」なんて夢のような話と思いながらも、 二人きりになると飼っていたウサギに一生懸命話しかけていた。 多くの人々に愛されているピーターラビットは、 僕にとっても、 世界一薄いブルーのジャケットが似合う友だちです。
音声ガイドのナビゲーターは初めてで緊張していますが、 ピーターラビットの世界をより楽しんでいただくために頑張ります。
【松下洸平さんプロフィール】
1987年3月6日生まれ。 東京都出身。
2008年に「STAND UP!」でCDデビューし、 09年にBROADWAY MUSICAL「GLORY DAYS」で初舞台を踏む。
18年に「母と暮せば」、 「スリル・ミー」の舞台で読売演劇大賞優秀男優賞、 杉村春子賞などを受賞。
19年のNHK連続テレビ小説「スカーレット」で一躍注目を集める。
最近の主な出演作は、【TV】「最愛」(TBS)、「リモラブ」(日テレ)、「やんごとなき一族」(フジテレビ)2022年4月スタート、【映画】劇場版「DEEMO サクラノオト-あなたの奏でた音が、 今も響く-」、【舞台】音楽劇「夜来香ラプソディ」2022年3月上演予定。
※松下洸平さんの写真をご希望の際は広報事務局までお問い合わせください。
展覧会概要
出版120 周年をお祝いする
バースデイパーティの開催です!
今なお世界中で愛され続けるいたずら好きなウサギ、ピーターラビット。
1902 年にフレデリック・ウォーン社から刊行されたシリーズ第一作『ピーターラビットのおはなし』は、2022年に出版120周年を迎えます。
本展は、そのメモリアルイヤーをお祝いし、ピーターラビットの誕生前夜から今日に至るまでの歩みを振り返る、盛大なバースデイパーティをテーマに開催します。
作者のビアトリクス・ポターが「ピーターラビット」シリーズを描くきっかけとなった、作品の原点《ノエル・ムーア宛ての絵手紙》の直筆オリジナルを日本初公開。さらに、シリーズ最初の絵本『ピーターラビットのおはなし』の彩色画を、作家が当初構想した通りに、全てそろった形でご覧いただけるのは日本で初めてです。ほかにも「ピーターラビット」以前にビアトリクスによって描かれたウサギのスケッチ(日本初公開)やイラストレーション、私家版や草稿本、作家自身の発案による貴重な関連アイテムなど約170点をご紹介。
会場には、ピーターラビットの世界を体験できるイギリス湖水地方のザ・ワールド・オブ・ビアトリクス・ポター・アトラクションが、本展のために特別に制作した、高さ180cmの特大バースデイケーキも登場し、ピーターラビットの絵本誕生120周年を来場者と一緒にお祝いします!
やんちゃで魅力的なピーターラビットの活躍を、心ゆくまでお楽しみください。
作者 ビアトリクス・ポター™
Beatrix Potter™
ロンドンの裕福な家庭に生まれたビアトリクス・ポター(1866 -1943)は幼い頃から絵を描く才能を発揮し、特に小動物を好んで描きました。挿絵画家として仕事を始めた頃、元家庭教師の息子、ノエル・ムーアの療養を見舞う、いたずら好きなウサギのピーターについての絵手紙を送ったことから始まった「ピーターラビット」シリーズは、世界中で2億5000万部を超えるロングセラーとなっています。ビアトリクスは絵本だけではなくピーターラビットの様々な関連商品も手がけました。
絵本のキャラクターを商品化するための特許を取得したのは、ビアトリクスが最初の人物だと言われています。彼女の情熱はイギリスの湖水地方の景観を守ることにも向けられ、著書によって得た収入を元に広大な土地を次々と購入し、農場経営を通して、生涯に渡りその自然を守り続けます。彼女の没後、そのほとんど全ての土地と建物はナショナル・トラストに寄贈されました。
ビアトリクス・ポター™の愛した湖水地方とは
イングランド北西部に位置する自然に恵まれた美しい地域。ビアトリクスとその後のナショナル・トラストの保護活動により、風光明媚な湖畔や山々、谷間に穏やかに連続する牧草地は何百年も前からの姿を保ち続けています。豊かな自然と田園風景の中で動物たちを観察しスケッチすることにより、ビアトリクスは「ピーターラビット」シリーズのインスピレーションを受けました。
「ピーターラビット™」シリーズとは
愛くるしく魅力的な動物たちが、美しい自然の中で織りなすウィットに富んだ物語。1902年刊行の『ピーターラビットのおはなし』を皮切りに、1930 年まで次々に出版され、シリーズは全部で23冊となりました。
記念すべきシリーズ最初の1冊『ピーターラビットのおはなし』あらすじ
いたずらっこのピーターは、お母さんの言いつけを守らず、一人でマグレガーさんの畑に入り込みます。レタスやラディッシュを食べた後、マグレガーさんに見つかってしまったピーターは、ジャケットや靴を脱ぎ捨て、ジョウロの水でびしょ濡れになりながら一生懸命逃げ回ります。やっとのことで出口を見つけ、いちもくさんに家に帰ったピーターは具合が悪くなってしまいます。そんなピーターに、お母さんはカモミールの煎じ薬を飲ませてあげました。
本展監修者 河野芳英先生からのコメント
1893年9月4日、ビアトリクス・ポターはポリオで病床にいる知人の息子ノエル・ムーアに一通の絵手紙を送りました。いたずらウサギのピーターがマグレガーさんの畑に忍び込み、捕まりそうになり、やっとの思いで住まいに戻るという、行きて帰りし物語。そこにはビアトリクスの心優しい励ましのメッセージを読み取ることができます。ノエルは外を駈けまわり、カモミールの煎じ薬を飲むピーターの姿を自分と重ね合わせたことでしょう。絵手紙は『ピーターラビットのおはなし』として出版され、世界中の児童文学を代表する絵本としてだけでなく、「ピーター」はキャラクターグッズとなり販売され、世界規模の展開を見せます。今回展示されるノエル少年への直筆の絵手紙、やんちゃなピーターの水彩原画などは、コロナ禍の影響で塞ぎがちな私たちの気持ちをなごませてくれること請け合いです。出版後120年が経っても今なお錆びない「ピーターラビット」を実感するためにぜひ会場にお運び下さい。
※広報用画像は、5点までお選びいただけます。5点以上ご希望の場合は、本国の確認が必要となりますため広報事務局までご連絡ください。
※プレスリリースに掲載の湖水地方の画像をご希望の場合は、広報事務局までご連絡ください。
開催概要
展覧会名 | 出版120周年 ピーターラビット™展 |
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会期 |
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会場 | 世田谷美術館 |
住所 | 157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2 Google Map |
展示室 | 世田谷美術館 1階展示室 |
時間 |
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観覧料 |
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル)*全日9:00 ~20:00 |
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URL2 |
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SNS | |
主催 | 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、朝日新聞社、フジテレビジョン、東映 |
後援 | 世田谷区、世田谷区教育委員会 |
協力 | 日本航空、ソニー・クリエイティブプロダクツ |
監修 | 河野芳英(大東文化大学教授) |
巡回先 | あべのハルカス美術館 2022年7月2日[土]~ 9月4日[日] 静岡市美術館 2022年 9月15日[木]~ 11月6日[日] |
広報用画像一覧
ビアトリクス・ポター 1892年 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館 Courtesy of the Victoria and Albert Museum
《『ピーターラビットのおはなし』初版(濃茶色厚紙装丁版)》 フレデリック・ウォーン社 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社 © Frederick Warne & Co. Ltd, 2021
《ノエル・ムーア宛ての絵手紙》 ビアトリクス・ポター 1893年 ピアーソン PLC © Victoria & Albert Museum, London, 2015
《庭の野ウサギ》 ビアトリクス・ポター 1892年 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(リンダー・コレクションからの寄贈) Courtesy of The Victoria and Albert Museum and Frederick Warne & Co.
《ウサギの頭部習作》 ビアトリクス・ポター 1890年頃 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(リンダー・コレクションからの寄贈) Courtesy of The Victoria and Albert Museum and Frederick Warne & Co.
《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社 © Frederick Warne & Co. Ltd, 2017
《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社 © Frederick Warne & Co. Ltd, 2017
《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社 © Frederick Warne & Co. Ltd, 2017
《『ピーターラビットのおはなし』挿絵原画》 ビアトリクス・ポター 1902年 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(リンダー・コレクションからの寄贈) Courtesy of The Victoria and Albert Museum and Frederick Warne & Co.
《ピーターラビットのぬいぐるみ》 シュタイフ社 1905年 ウォーン・アーカイブ/フレデリック・ウォーン社 © Frederick Warne & Co. Ltd, 2015
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