プレスリリース
UPDATE
こぐまちゃんとしろくまちゃん
絵本作家・わかやまけんの世界
世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)にて、「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」を2022年7月2日(土)より9月4日(日)まで開催いたします。べストセラー『しろくまちゃんのほっとけーき』(1972年、こぐま社)などで知られる絵本作家・わかやまけん(若山 憲、1930-2015)の創作の全貌を紹介する、はじめての展覧会です。絵本原画や絵本制作の過程で刷られたリトグラフのほか、雑誌の表紙原画、関連資料など約230点によって、その豊かな作品世界をお楽しみください。
この展覧会の広報用データのお申込みは
終了しました。
新着情報
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NEW お子様も一緒に美術館での鑑賞の仕方を学べる動画「こぐまちゃんとびじゅつかん」公開のご案内
本展「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」の会場からお届けする、安心してお子様とともに美術館を楽しんでいただくための動画(約6分)のご紹介です。 詳細はこちらから>>
NEW こぐまちゃんと一緒に写真を撮ろう!
美術館のエントランス前広場では、こぐまちゃんとしろくまちゃんがみなさまをお出迎え!こぐまちゃん、しろくまちゃんと一緒に写真が撮れる、野外フォトスポットです。緑豊かな砧公園の中、木陰で涼みながら、夏休みの思い出の一枚をぜひどうぞ。
早期来場特典のご案内
2022年7月2日(土)~7月31日(日)までにご来場の方には、「こぐまちゃん」のぬりえをプレゼントします。
どんな絵柄がもらえるかはお楽しみ!(非売品。おひとりにつき1枚まで)
展覧会概要
べストセラー『しろくまちゃんのほっとけーき』(1972年、こぐま社)などで知られる絵本作家・わかやまけん(若山 憲、1930-2015)。その創作の全貌を紹介する、はじめての展覧会を開催します。
全15作からなる「こぐまちゃんえほん」シリーズ(こぐま社)は、1970年の記念すべき第一作『こぐまちゃんおはよう』の誕生以来、世代を超えて読み継がれてきました。本展では、日本の子どもたちがはじめて出会う絵本を作りたい、というコンセプトのもとに生まれた同作誕生50周年を機に、色あせることない魅力と知られざる創作の過程をご紹介します。
また、やさしく幻想的な絵に現代社会へのメッセージを託した『きつねやまのよめいり』(1968年初版/1978年改訂新版、こぐま社)、泣き虫だけれど一生懸命な「おばけのどろんどろん」を主人公としたシリーズ(1980年-1989年、ポプラ社)、さらには日本の民話をテーマとした絵本や、詩集のための挿絵など、多彩な創作活動についても探ります。
絵本原画や絵本制作の過程で刷られたリトグラフのほか、雑誌の表紙原画、関連資料など約230点によって、その豊かな作品世界をお楽しみください。
岐阜県岐阜市に生まれる。グラフィックデザインの仕事を経て、24歳で上京。教科書の挿絵や紙芝居などを手がけた後、絵本の創作活動の道へ。「こぐまちゃんえほん」シリーズのほか、詩的な画風で独特の絵本の世界を築く。絵本の研究誌『月刊絵本』創刊に関わり、絵で読む絵本「純絵本」を提唱するなど、絵本文化の普及にも尽力した。
作家の言葉:
「詩人や思想家や文学者のような発想を、シナリオライターや建築家のように計算し、演出家やデザイナーのように構成し、画家やイラストレーターのように描き、詩人のことばとデザイナーの感覚で絵本にまとめるということを一人でやれるような絵本作家にぼくはなりたい」(『月刊絵本』1978年2月号より)
ポートレート撮影:田中亜人
展示構成
紙芝居からの出発/初期作品
「おはよう」から「おやすみ」まで―日本の子どものために/そうさくのひみつ/愛され続けるこぐまちゃん
絵を読む絵本「純絵本」/絵本を創る 絵本創りの指導者として
1点で物語る(雑誌『保育の友』表紙画)
作家の文章によりそう/こぐまちゃんトリオ再び!/うんちはつづく
ことばを語音でたのしむ絵本/民話 日本独自の造形美を求めて/詩人とのコラボレーション
展覧会のみどころ
「こぐまちゃん」を描いたわかやまけん 初の大規模な回顧展「こぐまちゃんえほん」をめぐる小規模の展示はこれまでにも開催されてきましたが、その生みの親である絵本作家・わかやまけん(若山憲)の創作世界の全貌をたどる全国規模の展覧会※は初の試みです。
※JR名古屋髙島屋/北九州市立美術館分館/ひろしま美術館をすでに巡回終了
「こぐまちゃんえほん」誕生から、創作の過程まで みて、知ることができます
『しろくまちゃんのほっとけーき』(1972年、こぐま社)などで知られる「こぐまちゃんえほん」シリーズですが、実は若山憲ひとりによる作ではありません。こぐま社創業者であり編集者の佐藤英和の発案で、劇作家の和田義臣、児童文学者の森比左志、そしてグラフィックデザイナー出身の若山憲が集まり、テーマの設定からストーリー展開、文とことば、そして絵にいたるまで、4人の合議制で制作していました。ちょうど子育ての真っ最中だった若山憲は、わが子の日常を観察、スケッチして編集会議に参加していたようです。
「こぐまちゃんえほん」シリーズは、美しい発色のために、6色の特別な「こぐまちゃんインク」を、1色ずつ刷り重ねる方式で作られています。そのため、若山憲は1ページの絵のために、6枚の原画を描きました。本展では、『しろくまちゃんのほっとけーき』表紙絵の「描き分け原画」も展示。その制作行程をご紹介します。さらにはシリーズが発表となる前に描かれた、貴重な下絵も展示されます。
また、完成した絵本でみられるような、すべての色が彩色された「原画」というものは存在しないため、本展では、絵本を印刷する際に参考にするためなどに制作された、すべての色が一枚に刷られたリトグラフを展示しています。
「こぐまちゃん」のほかにも!ひろがる絵本作家・わかやまけんの世界
若山憲が自ら絵と文の両方を手掛けた「創作絵本」はもちろん、新美南吉・作「てぶくろをかいに」や「ごんぎつね」など名作に絵をつけたり、民話を絵本に再構成したり。さらには、詩集の挿画にも積極的に取り組んでいます。「こぐまちゃんえほん」とはまた異なる魅力を放つ作品群に、美しい色づかいと繊細な表現が際立つ画家・若山憲の原画は必見です。ぜひ間近でそのタッチをご覧ください。
同時開催展 本展観覧券にてご覧いただけます
ミュージアム コレクションⅠ「美術家たちの沿線物語 大井町線・目黒線・東横線篇」開催中-7/24(日)ミュージアム コレクションⅡ「荒井良二のアールぶるっと! こんなに楽しい世田谷美術館の収蔵品」8/6(土)-11/20(日)
開催概要
会期 |
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会場 | 世田谷美術館 |
住所 | 157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2 Google Map |
時間 |
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休館日 |
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観覧料 |
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
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URL2 |
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SNS | |
主催 | 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、東京新聞 |
後援 | 世田谷区、世田谷区教育委員会 |
特別協力 | こぐま社 |
協力 | 偕成社、銀の鈴社、クレヨンハウス、佼成出版社、至光社、社会福祉法人 全国社会福祉協議会、世界文化社、童心社、ポプラ社、ほるぷ出版 |
小さなお子さまとご一緒の方へおしらせ ベビールーム(授乳室):2F講義室をご利用いただけます (会期中限定 10:00-18:00) |
図録・グッズ・早期来場特典
◆ 展覧会公式図録
会場でしか購入できない公式図録は、240ページにおよぶボリューム。全展示作品の図版が掲載され、すべて書き下ろしのテキストや解説も充実。「絵本作家・わかやまけんの世界」をさらに深めることができる1冊です。税込2200円。
◆ オリジナルグッズやミュージアムショップ
会場特設ショップにて、展覧会オリジナルグッズを多数展開。また世田谷美術館ミュージアムショップでは「こぐまちゃんえほん」シリーズをはじめとする絵本も。ご期待ください。
●《神戸風月堂》ミニゴーフル 1,080円 ● トートバッグ 1,650円 ● マスキングテープ各種 550円 ● メモパッド 770円
※すべて税込価格。会場特設ショップにて販売予定。
◎ 広報用画像をご用意しています。当システムよりお申込みいただけます。
◆ 早期来場特典
2022年7月2日(土)~7月31日(日)までにご来場の方には、「こぐまちゃん」のぬりえをプレゼントします。どんな絵柄がもらえるかはお楽しみ!(非売品。おひとりにつき1枚まで)
◆ こぐまちゃんと一緒に写真を撮ろう!
美術館のエントランス前広場では、こぐまちゃんとしろくまちゃんがみなさまをお出迎え!こぐまちゃん、しろくまちゃんと一緒に写真が撮れる、野外フォトスポットです。緑豊かな砧公園の中、木陰で涼みながら、夏休みの思い出の一枚をぜひどうぞ。
◆ ベビールームのご案内
小さなお子さま連れでも安心して、美術館にご来場いただけるように、展覧会期間限定で、ベビールームを開設します(2階講義室/10:00-18:00)。ベビールームでは、授乳やおむつ替えができます。
◆ おうちで100円ワークショップ「こぐまちゃんカラーでうちわを作ろう」
展覧会会期中の毎土曜日(8月中は毎金・土曜日)の13~15時、地下創作室にて「こぐまちゃんえほん」シリーズを彩る6色を使った特別なシールで作れる、オリジナルうちわキットを販売します。シリーズを印刷している磯崎印刷のご協力で、こだわりの6色シールが実現しました。おうちでこぐまちゃんカラーのうちわ作りをお楽しみください!
◆ こぐまちゃんとしろくまちゃん コラボメニュー
セタビカフェでは、「こぐまちゃんカップ付きジュース」を750円(税込)でご提供します。こぐまちゃんカップはお持ち帰りできます!またティータイム(14:30~16:00)には、「パンケーキアイスクリーム添え」を980円(税込)で販売します。
【世田美チャンネル】こぐまちゃんとびじゅつかん
本展「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」の会場からお届けする、安心してお子様とともに美術館を楽しんでいただくための動画(約6分)のご紹介です。
【本動画の楽しみ方】お子様と一緒に美術館に行って大丈夫?といったご心配や、お子様と一緒の鑑賞が初めてという「美術館デビュー」をこれから迎える方に、安心して美術館を楽しんでいただけるようにお届けします。現在、開催中の本展の展示室の様子がご覧いただけるとともに、お子様も一緒に学べる美術館での鑑賞の仕方のほか、ベビールーム(授乳室)、美術館のカフェなどをご紹介しています。ぜひこの夏休みには、本動画をお子様と一緒にご覧になってから、当館でのご鑑賞をお楽しみください。
広報用画像一覧
- 『しろくまちゃんのほっとけーき』(こぐま社)より ©わかやまけん
- 『こぐまちゃんのみずあそび』(1971年、こぐま社)より リトグラフ/こぐま社蔵
- 「こぐまちゃんえほん」下絵、1970年 原画/こぐま社蔵
- 『りぼんをつけた おたまじゃくし』(1967年、野村トーイ)より 原画/個人蔵
- 『きつねやまのよめいり』(1978年改訂新版、こぐま社)より リトグラフ/こぐま社蔵
- 『おばけのどろんどろん』(1980年、ポプラ社)より 原画/個人蔵
- 『あかべこのおはなし』(1980年、こぐま社)表紙 リトグラフ/こぐま社蔵
- 『保育の友』1982年8月号(1982年、全国社会福祉協議会出版部)表紙原画/個人蔵
- 《神戸風月堂》ミニゴーフル 1,080円
- トートバッグ 1,650円
- マスキングテープ各種 550円
- メモパッド 770円
- こぐまフォトスポット1
- こぐまフォトスポット2
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