
プレスリリース
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イヴ・ネッツハマー
ささめく葉は空気の言問い
宇都宮美術館(栃木県宇都宮市長岡町1077)にて、「イヴ・ネッツハマー ささめく葉は空気の言問い」を2024年3月10日(日)より5月12日(日)まで開催いたします。スイス現代美術を代表する映像インスタレーション作家、イヴ・ネッツハマー(1970-)による、日本で最初の個展です。デジタル・アニメーションの虚空間と奇妙なオブジェを掛け合わせ、土地の記憶の深層に潜行して起源の謎を照らし出すネッツハマーが、大谷採石場という巨大な地下空洞を宿す街、宇都宮と出会います。
イヴ・ネッツハマー《身体の外縁》 2012年
ギャラリー・ビアンコーニ(ミラノ)での展示映像より
ⒸYves Netzhammer
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展覧会概要
謎めいてときに痛ましく、けれどもあくまでエレガントな線と形で紡がれる心象世界。
スイス現代美術の「今」を体現する作家イヴ・ネッツハマー(1970-)は、通常の語りの論理を超えて展開するデジタル・アニメーションの映像に、自動機械など風変わりなオブジェを掛け合わせ、世界の起源や自己の根拠をめぐる問いが忘却の淵に押しやられながらもなお明滅する領域を、繊細に描き出してきました。
日本で初めての個展となる今回の展示では、これまでの代表的な映像作品を紹介するとともに、宇都宮で現地制作する大規模な新作インスタレーションを披露します。
みどころ
1.代表的な映像作品を上映
コンピューター・アニメーションによる無言劇の映像は、通常の語りの理路ではなく、イメージがイメージを呼ぶ原理に即して進行し、見る者を予測不可能な展開に引き込みます。
2.宇都宮の地下空洞に触発された竹のインスタレーション
宇都宮に産する大谷石の採掘場には、神殿を思わせる魅惑的な地下空洞が広がっています。その光景に着想を得たネッツハマーは今回、竹を用いた大規模なインスタレーションを現地制作します。
3.美術館建築とのスリリングな競演
作品が設置される土地や建築の記憶を肌で読み解くネッツハマーが、周囲の森の情景を建物内に効果的に取り込む宇都宮美術館の空間と、作品で対話を交わします。
展覧会に分け入るための 3 つのキーワード
[線]
ネッツハマーの表現の起点は、コンピューターによるデジタル・ドローイングの純化された線にあります。ドローイングの航跡それ自体はエレガントなまでに明晰でありつつ、描かれたイメージには、世界に対する違和の痛みを感じさせるような奇妙さが漂います。線は、ロープや針金などを用いてさらに現実の三次元空間へと展開されます。
[人像]
ネッツハマーのデジタル・アニメーションには、顔をもたず、性別もさだかでない抽象的な〈人像〉が繰り返し登場します。映像の中で、それらは有無を言わさぬ状況の展開に巻き込まれ、ときには血を流し、煩悶し、危ういコミュニケーションに身を投じます。〈人像〉は、無防備な傷つきやすさと同時に、変容へと開かれた可塑性を感じさせる存在だと言えるでしょう。
[潜る]
設置される場や建物の深層記憶に感応するネッツハマーの作品には、地下や水中へと潜る〈人像〉がたびたび現れます。宇都宮の大谷採石場跡、さらに近隣の足尾銅山跡の地下空間を訪れ触発されたネッツハマーが、われわれの深層に広がる空洞にどのように潜り、なにを照らし出すのか、ご期待ください。
1970年、シャフハウゼン生まれ。建築製図やデザインを学んだのち1997年より作家活動を開始したイヴ・ネッツハマーは、ピピロッティ・リスト(1962-)の次の世代を担う映像インスタレーション作家として注目を集め、2007年のヴェネツィア・ビエンナーレではスイス館代表をつとめました。これまで、サンフランシスコ近代美術館(2008年)、ベルン美術館(2010-11年)など各地で個展を開催。大学や病院など、公共建築と一体化したプロジェクトでも現代的な感性と機知にあふれた作品を手がけています。2024年、長編デジタル・アニメーション映画「旅する影」公開予定。
www.netzhammer.com
開催概要
会期 |
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会場 | 宇都宮美術館 |
住所 | 320-0004 栃木県宇都宮市長岡町1077 Google Map |
時間 |
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休館日 |
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観覧料 |
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TEL | 028-643-0100 |
URL |
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SNS | |
主催 | 宇都宮美術館、下野新聞社 |
後援 | 在日スイス大使館 |
助成 | スイス・プロ・ヘルベティア文化財団 |
関連イベント
当館の公式ウェブサイトにてお知らせいたします。
広報用画像一覧
イヴ・ネッツハマー《身体の外縁》 2012年
ギャラリー・ビアンコーニ(ミラノ)での展示映像より
ⒸYves Netzhammerイヴ・ネッツハマー《反復するものが主体化する(プロジェクトA)》 2007年
ヴェネツィア・ビエンナーレ、スイス館での展示映像より
ⒸYves Netzhammerイヴ・ネッツハマー《現代はスープの表面に映った自分の口を探す》 2014年
リートベルク美術館(チューリヒ)での展示風景
ⒸYves Netzhammerイヴ・ネッツハマー《デジタル・ドローイング(黙示録シリーズより)》 2023年
ⒸYves Netzhammerイヴ・ネッツハマー《伝記で舌を滑らせる》 2019/2022年
ハウス・コンストルクティーフ(チューリヒ)での展示風景
ⒸYves Netzhammerイヴ・ネッツハマー《身体の外縁》 2012年
ギャラリー・ビアンコーニ(ミラノ)での展示映像より
ⒸYves Netzhammerイヴ・ネッツハマー《「ささめく葉は空気の言問い」展 コンセプト・デジタル・ドローイング》 2023年
ⒸYves Netzhammerチラシ(表)
チラシ(裏)
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